特許
J-GLOBAL ID:200903008922774010

血液の汚染防止部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 島田 義勝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-142426
公開番号(公開出願番号):特開平8-308923
出願日: 1995年05月18日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】【目的】 注射針を用いずに血液回路中から採血可能な血液回路装置用の採血具に装着されることにより、採血具内の血液が汚染されるのを防止できる血液の汚染防止部材を提供する。【構成】 汚染防止部材20は、可撓性を有しかつ両端が開口したチューブ21と、そのチューブ21の一方の開口端21aを塞ぐキャップ22と、キャップ22に過大な圧力が作用するのを防ぐクランプ23とから構成されている。チューブ21の他方の開口端21bには、採血具として使用した注射器本体6bの針取付筒部6cが丁度水密に取りつけられる。【効果】 医療スタッフが誤って自分の手などに使用済みの注射針を刺してしまい、被透析者の罹っている病気に感染してしまうという事故が起こるのを未然に防ぐことができ、安全性に優れる。
請求項(抜粋):
血液が流れる血液回路から少なくとも一方向に分岐し、かつ該血液回路の外空間に臨んで開口する開口端を備えた血液回路装置の前記開口端に水密に装着されて血液の採取に使用された採血具に、採血終了後に取り付けられることにより採血具内の血液が空気に触れて汚染されるのを防ぐ汚染防止部材であって、血液回路装置の前記開口端に装着される前記採血具の筒状の被装着部に水密に接続可能なチューブと、該チューブを血液の流通が可能な流通状態とその流通が遮断された遮断状態とに切り換える切換手段とを有することを特徴とする血液の汚染防止部材。
IPC (2件):
A61M 1/14 ,  A61M 5/168
FI (2件):
A61M 1/14 ,  A61M 5/14 417
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭58-019228

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