特許
J-GLOBAL ID:200903008922965451

内燃エンジンの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-275404
公開番号(公開出願番号):特開平6-101530
出願日: 1992年09月18日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】 燃料噴射弁から噴射される燃料噴射量とキャニスタからパージされる蒸発燃料量とを連関させて制御することにより運転性能の安定性を確保すると共に、エンジン冷機中であって且つ触媒装置が活性化する以前における有害成分の大気への排出低減化を図る。【構成】 エンジン回転数及び吸気管内絶対圧に応じて基本燃料減量係数KPUMを算出し(ステップS101)、ステップS102〜S104で水温補正係数KPUTW、始動後補正係数KPUAST、触媒温度補正係数KPUTCを算出し、ステップS105でこれら係数を乗算して燃料減量係数KPUNを算出する。次いで、ステップS106及びステップS107では前記KPUN値に基づいて算出された燃料噴射時間のリミットチェックを行い、前記KPUN値の限界値を決定する。
請求項(抜粋):
燃料タンクと、該燃料タンクから発生する蒸発燃料を吸着貯蔵するキャニスタと、該キャニスタと内燃エンジンの吸気系とを接続するパージ通路と、該パージ通路に介装された流量計と、パージ制御弁とを有する蒸発燃料処理系を備えた内燃エンジンの制御装置において、少なくともエンジン回転数とエンジンの負荷状態とを含むエンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、該運転状態検出手段の検出結果に基づいて燃料噴射弁から噴射される燃料噴射量を算出する燃料噴射量算出手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に基づいて前記燃料噴射量と前記キャニスタからパージされる蒸発燃料量との比率を算出する比率算出手段と、該比率算出手段の算出結果に基づいて前記パージ制御弁を制御するパージ制御手段と、前記比率算出手段の算出結果に基づいて前記燃料噴射量を減ずる噴射燃料減量手段とを備え、前記比率算出手段が、前記燃料噴射弁の開弁期間と前記燃料噴射量との関係が線型性を保持し得る下限燃料噴射量に対応した比率限界値を設定する比率限界値設定手段を有していることを特徴とする内燃エンジンの制御装置。
IPC (7件):
F02D 41/06 330 ,  F01N 3/20 ,  F01N 3/24 ,  F02D 41/02 330 ,  F02D 41/04 330 ,  F02D 45/00 301 ,  F02M 25/08 301

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