特許
J-GLOBAL ID:200903008924120807

導波型光分岐素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-219770
公開番号(公開出願番号):特開平5-061076
出願日: 1991年08月30日
公開日(公表日): 1993年03月12日
要約:
【要約】【目的】 広い波長域において、結合率の波長依存性が少なく、かつその偏波依存性も緩和された低損失な導波型光分岐素子を提供する。【構成】 基板1上に配置された2本の光導波路1a,1bの途中に2つの方向性結合器2a,2bを設け、これら方向性結合器2a,2b間における光導波路1a,1b間に光路長差ΔLを設け、かつ一方の光導波路の一部分にテーパ状光導波路1cを設けて、方向性結合器2a,2bの波長および偏波依存性をテーパ状光導波路1cの波長および偏波依存性で相殺して、全体として所望波長域で波長依存性の少ない、低損失な光分岐素子を構成する。
請求項(抜粋):
基板と、前記基板上に配置された第1および第2の光導波路と、前記第1および第2の光導波路を2箇所で互いに近接させて構成した第1および第2の方向性結合器とを具え、前記第1の光導波路の一方の端部を入力ポートとし、前記第1および第2の光導波路の各他方の端部を、それぞれ、主出力とする導波型光分岐素子において、前記第1および第2の光導波路のうち前記第1および第2の方向性結合器の間を連結する部分に光路長差を設けるとともに、当該部分の少なくともいずれか一方の一部分にテーパ状光導波路を設けて、前記第1および第2の方向性結合器の波長および偏波依存性を当該テーパ状光導波路の波長および偏波依存性で緩和するように構成したことを特徴とする導波型光分岐素子。

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