特許
J-GLOBAL ID:200903008925106514

熱可塑性樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-196744
公開番号(公開出願番号):特開平8-059906
出願日: 1994年08月22日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、耐熱性、耐候性、耐傷付き性、機械的特性などに優れるとともに耐薬品性、柔軟性、低温衝撃性にも優れた熱可塑性樹脂組成物を提供する。【構成】 本発明に係る熱可塑性樹脂組成物は、[I][A]結晶化度が30%を越えるエチレン単独重合体またはエチレン・α-オレフィン共重合体100重量部と、[B]ガラス転移温度が0°C以下であり、かつ結晶化度が30%以下であるゴム状弾性体0.5〜100重量部と、[C]環状オレフィン系樹脂5〜40重量部とからなる樹脂成分と、[II]架橋剤とを接触させることにより得られる。上記[A]、[B]、[C]はグラフト変性物であってもよい。
請求項(抜粋):
[I][A]結晶化度が30%を越えるエチレン単独重合体またはエチレン・α-オレフィン共重合体;100重量部と、[B]ガラス転移温度が0°C以下であり、かつ結晶化度が30%以下であるゴム状弾性体;0.5〜100重量部と、[C]下記[C-1]、[C-2]、[C-3]および[C-4]からなる群から選ばれる少なくとも1種の環状オレフィン系樹脂;5〜40重量部とからなる樹脂成分と、[II]上記の樹脂成分100重量部に対して0.01〜1重量部の架橋剤とを接触させることにより得られる熱可塑性樹脂組成物:[C-1]エチレンと下記式[I]または[II]で表される環状オレフィンとを共重合させて得られるエチレン・環状オレフィンランダム共重合体;【化1】(式[I]中、nは0または1であり、mは0または正の整数であり、qは0または1であり、R1 〜R18ならびにRaおよびRbは、それぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子またはハロゲンで置換されていてもよい炭化水素基であり、R15〜R18は互いに結合して単環または多環を形成していてもよく、かつ該単環または多環は二重結合を有していてもよく、またR15とR16とで、またはR17とR18とでアルキリデン基を形成していてもよい。)、【化2】(式[II]中、pおよびqは0または正の整数であり、mおよびnは0、1または2であり、R1 〜R19はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、ハロゲンで置換されていてもよい炭化水素基またはアルコキシ基であり、R9 またはR10が結合している炭素原子と、R13が結合している炭素原子またはR11が結合している炭素原子とは直接あるいは炭素数1〜3のアルキレン基を介して結合していてもよく、またn=m=0のときR15とR12またはR15とR19とは互いに結合して単環または多環の芳香族環を形成していてもよい。)、[C-2]上記式[I]または[II]で表される環状オレフィンの開環重合体または共重合体、[C-3]上記[C-2]開環重合体または共重合体の水素化物、および[C-4]上記[C-1]、[C-2]または[C-3]のグラフト変性物。
IPC (11件):
C08L 23/04 LCD ,  C08K 5/14 KES ,  C08K 5/17 KEV ,  C08L 23/08 LDD ,  C08L 23/14 LCM ,  C08L 23/18 LCL ,  C08L 51/06 LLD ,  C08L 51/06 LLE ,  C08L 23/04 ,  C08L 23:08 ,  C08L 45:00
引用特許:
審査官引用 (2件)

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