特許
J-GLOBAL ID:200903008939105839
角形鋼管部材の内ダイアフラム形成方法およびエレクトロスラグ溶接部の溶融金属漏れ止め方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
久門 知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-020781
公開番号(公開出願番号):特開平7-229243
出願日: 1994年02月18日
公開日(公表日): 1995年08月29日
要約:
【要約】【目的】 応力伝達がスムーズで、鋼管外面からの超音波探傷による溶接欠陥の検出が容易な角形鋼管部材の内ダイアフラム形成方法と、それに関連して溶融金属の流出を容易、かつ確実に防止できるエレクトロスラグ溶接部の溶融金属漏れ止め方法を提供する。【構成】 一枚板の内ダイアフラム3の外周の表裏に裏当材7を取り付け、一方の溝形鋼1aに仮止めする。もう一方の溝形鋼1bを組み込み、フランジ先端どうしを溶接5し、角形鋼管部材1とする。裏当材7と溝形鋼1bとの取り合い部には、熱膨張性耐火材8を配置しておく。垂直にエレクトロスラグ溶接を行い、内ダイアフラム3、裏当材7および溝形鋼1a,1bで囲まれた溶接孔部6aを溶融金属で充填して行く。この時、熱膨張性耐火材8が膨張して裏当材7と溝形鋼1bとの間の隙間eを塞ぎ、溶融金属の流出を防ぐ。角形鋼管部材1を回転させ、同様の手順で全周についてエレクトロスラグ溶接を行う。
請求項(抜粋):
一対の溝形鋼のフランジ先端どうしを溶接して角形断面とした角形鋼管部材の内ダイアフラム形成方法であって、一枚板からなる内ダイアフラムの外周部の表裏に裏当材を取り付け、前記内ダイアフラムの外周面と表裏の裏当材および前記溝形鋼の内面とで囲まれた間隙である溶接孔部を全周に渡ってエレクトロスラグ溶接し、前記内ダイアフラムを前記角形鋼管部材の内側に固着することを特徴とする角形鋼管部材の内ダイアフラム形成方法。
IPC (3件):
E04C 3/04
, E04B 1/24
, E04C 3/32
引用特許:
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