特許
J-GLOBAL ID:200903008942226787

3元APD用光受信回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 穣平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-284202
公開番号(公開出願番号):特開平5-102744
出願日: 1991年10月04日
公開日(公表日): 1993年04月23日
要約:
【要約】【目的】 3元APDは増倍率が小さくなりすぎると急激に帯域が低下するため、増倍率が下がりすぎないように自動制御する。【構成】 入力された光信号は3元APD1によって光電流信号に変換され、前置増幅回路2で電流電圧変換され、等化増幅回路3で増幅され、ハイパスフィルタ4で等化増幅回路3の出力信号のうち高周波成分を取り出し、ピーク検出回路5で高周波信号の振幅のピーク値を検出し、逆バイアス制御回路6は検出されたピーク信号が設定されたしきい値を割らないように、逆バイアス印加回路7を制御して3元APD1の増倍率Mが下がりすぎないようにする。【効果】 APDの個々の特性に合わせて調整する必要がなくなり工数が削減でき、さらに、APDの特性が経年変化した場合でも、常に自動制御するため、光受信機のダイナミックレンジが劣化する事がない。
請求項(抜粋):
光信号を光電変換して電流信号を出力する3元APDと、前記電流信号を電流-電圧変換し、電圧信号を出力する前置増幅回路と、前記電圧信号を等化増幅する等化増幅回路と、等化増幅された信号のうち高周波成分のみを取り出すハイパスフィルタと、前記高周波成分の振幅のピークを検出するピーク検出回路と、ピーク信号に応じて逆バイアス電圧を制御する逆バイアス制御回路と、前記3元APDに逆バイアス電圧を印加する逆バイアス印加回路とを備えることを特徴とする、3元APD用光受信回路。
IPC (3件):
H03F 3/08 ,  H01L 31/10 ,  H04B 9/00

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