特許
J-GLOBAL ID:200903008959979142

インレットシールドの成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-291818
公開番号(公開出願番号):特開平6-134801
出願日: 1992年10月29日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】【目的】成形時におけるインサートの位置ずれによって意匠性が損なわれたり、ボディへの取付けが困難になったりするのを防止する。【構成】インレットシールド成形用の金型13により形成されたキャビティ16内にインサート11を設置する。このとき、インサート11を固定型14の突起17上に載置する。そして、溶融されたブレンド物をゲート18より射出する。ゲート18は、突起17上に載置されているインサート11の上面よりも上側に位置している。このため、溶融されたブレンド物がゲート18から射出される際に、インサート11はブレンド物によって突起17を介して固定型14に接触する方向に応力を受け、固定型14から離間する方向へはほとんど応力を受けない。従って、ブレンド物の射出に伴ってインサート11が当初の設置状態からずれてしまうことはない。
請求項(抜粋):
筒状部(5)及び同筒状部(5)の先端から外周に向かって延びるフランジ部(6)を備えるとともに、少なくとも前記フランジ部(6)の内部には剛性を有するインサート(11)が埋設され、前記フランジ部(6)側を給油口(2)とし、その給油口(2)から前記筒状部(5)に連結される給油管(7)に燃料を供給可能なインレットシールドの成形方法であって、固定型(14)及び可動型(15)を有する金型(13)により形成されたキャビティ(16)内に前記固定型(14)又は可動型(15)に直接的又は間接的に接触するようにして前記インサート(11)を設置する工程と、前記固定型(14)又は可動型(15)に形成され、前記キャビティ(16)のうち、前記インサート(11)よりも前記給油口(2)側に開口するゲート(18)から、溶融された高分子材料を射出して、前記キャビティ(16)内に前記高分子材料を充填する工程と、前記高分子材料を固化させた後、その固化して得られたものを前記金型(13)から取出す工程とを備えたことを特徴とするインレットシールドの成形方法。
IPC (3件):
B29C 45/14 ,  B60K 15/04 ,  B29L 31:30

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