特許
J-GLOBAL ID:200903008963867502

圧力制限機構付き燃料アキュムレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-305440
公開番号(公開出願番号):特開平11-303700
出願日: 1998年10月27日
公開日(公表日): 1999年11月02日
要約:
【要約】【課題】 燃料供給システム内の燃料の膨張を吸収し、最大圧力を制限する過剰圧力リリーフ機構を備えたコンパクトなアキュムレータを提供する。【解決手段】 該アキュムレータはボディとキャップと該燃料ラインに通じる入口とを有するハウジングとを有し、該キャップは燃料タンクに通じる。該ハウジング内に設けられた可撓ダイヤフラムは、該ハウジングの入口に通じる燃料蓄圧チャンバの一部を構成し、貫通開口を有する。該チャンバ内の燃料が該ダイヤフラムを変位して該チャンバの体積を増加させる。該ダイヤフラムを貫通して延びる弁ステムと、該ダイヤフラムと係合する弁頭とを有する弁が設けられ、該ダイヤフラムの動きにより該チャンバと該ダイヤフラムの該開口を選択的に通じ得て、該燃料システム内の燃料について、ある量までの体積増加を吸収できる。
請求項(抜粋):
エンジンに噴射される燃料を、燃料タンクから燃料ラインを通じて送る燃料送給システム用の、該燃料タンク内に配置される過剰圧力リリーフ機構付きアキュムレータであって、高分子材製ボディと、該ボディと入れ子式に連結された高分子材製キャップと、該燃料ラインに通じる入口とを有するハウジングであって、該キャップは該キャップの内部と該燃料タンクとを通じる少なくとも一つの出口を有する、該ハウジングと、該ハウジングに保持される可撓ダイヤフラムであって、該ダイヤフラムは、該ハウジングの該入口に通じる燃料蓄圧チャンバの一部を構成し、そして貫通開口を有し、該ダイヤフラムは、該燃料蓄圧チャンバの体積を減少する方向に押し付けられていて、該燃料蓄圧チャンバ内の燃料が該ダイヤフラムを変位して該燃料蓄圧チャンバの体積の増加させるように作用する、該ダイヤフラムと、該ダイヤフラムの該開口を貫通して延びる弁ステムと、該ダイヤフラムと係合する弁頭とを有する弁であって、該ダイヤフラムの少なくとも一部の動きにより該燃料蓄圧チャンバと該ダイヤフラムの該開口と選択的に通じ得て、該ダイヤフラムは、該燃料蓄圧チャンバの体積を増加するように変位でき、該燃料システム内の燃料の体積増加をある限度まで吸収できるように構成された、該弁と、ストッパであって、該ダイヤフラムがある上昇位置に変位すると該弁ステムが該ストッパに当接する、該ストッパとを具備し、該弁ステムが該ストッパに当接した後、該ダイヤフラムが更に上昇変位すると該弁頭が該ダイヤフラムから離れて、該燃料蓄圧チャンバ内の燃料が、該ダイヤフラムの該開口を通って流れて、該キャップの該出口を通って該燃料タンクに戻って、該燃料システム内の最大燃料圧力を制限するように構成された、上記アキュムレータ。
IPC (2件):
F02M 37/00 ,  F16K 17/04
FI (2件):
F02M 37/00 R ,  F16K 17/04 H

前のページに戻る