特許
J-GLOBAL ID:200903008964073372

廃棄物溶融処理設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-020010
公開番号(公開出願番号):特開2001-208306
出願日: 2000年01月28日
公開日(公表日): 2001年08月03日
要約:
【要約】【課題】 不燃廃棄物を溶融処理する溶融処理炉10からの排ガスを冷却するガス冷却装置13と、冷却された排ガスを除塵する排ガス濾過装置16とを、煙道11に設けてある廃棄物溶融処理設備を、系外へのダイオキシン類の放出を防止しつつ、有価金属をダイオキシン類と分離した状態で回収できるようにする。【解決手段】 内壁部2を逆円錐面状に形成したバンカ部3を下部に備えて、円筒状に形成された旋回室1と、その内壁の接線方向に接続された排ガス導入管4と、導入された排ガスを旋回室1の軸心に沿って旋回室1から上方に導くガス導出管6とを備え、旋回室1内に苛性液を噴霧供給する苛性供給機構5と、旋回室1で回収された溶融飛灰を回収して系外に取り出す溶融飛灰回収機構9とを備えるサイクロン型反応装置14を排ガス濾過装置16の上流側に設けてある。
請求項(抜粋):
不燃廃棄物を溶融処理して溶融スラグとして回収する溶融処理炉(10)と、前記溶融処理炉(10)からの排ガスを冷却するガス冷却装置(13)と、前記ガス冷却装置(13)で冷却された排ガスに同伴する粉塵を回収する排ガス濾過装置(16)とを、前記溶融処理炉(10)からの排ガスを煙突(19)に導く煙道(11)に順に設けてある廃棄物溶融処理設備であって、内壁部(2)を逆円錐面状に形成したバンカ部(3)を下部に備え、且つ、円筒状に形成されて、導入される排ガスを内部で旋回させる旋回室(1)と、その旋回室(1)の内壁の接線方向に接続された排ガス導入管(4)と、その排ガス導入管(4)から導入され、旋回下降した排ガスを前記旋回室(1)の軸心に沿って前記旋回室(1)から上方に導くガス導出管(6)とを備え、且つ、前記排ガス導入管(4)を上流側の煙道(11)に接続すると共に、前記ガス導出管(6)から導出した排ガスを排出する排出管(8)を下流側の煙道(11)に接続してあり、前記旋回室(1)内に苛性液を噴霧供給する苛性供給機構(5)と、前記旋回室(1)で回収された溶融飛灰を回収して系外に取り出す溶融飛灰回収機構(9)とを備えるサイクロン型反応装置(14)を前記排ガス濾過装置(16)の上流側の煙道(11)に設けてある廃棄物溶融処理設備。
IPC (3件):
F23G 5/00 115 ,  F23G 5/00 ZAB ,  F23J 15/00
FI (3件):
F23G 5/00 115 A ,  F23G 5/00 ZAB ,  F23J 15/00 J
Fターム (13件):
3K061AA24 ,  3K061AB03 ,  3K061AC03 ,  3K061BA05 ,  3K061BA06 ,  3K061DA13 ,  3K061DA14 ,  3K061DA18 ,  3K070DA07 ,  3K070DA13 ,  3K070DA29 ,  3K070DA37 ,  3K070DA45

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