特許
J-GLOBAL ID:200903008967330724
下水汚泥の処理方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-091943
公開番号(公開出願番号):特開平6-039400
出願日: 1993年03月29日
公開日(公表日): 1994年02月15日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 容積(重量)の削減、脱水の促進、粘性の低減、病原菌の削減および生物学的安定性の向上を達成するために、下水汚泥を処理するプロセスを提供する。【構成】 約3〜35重量%の固形物含有量を有する水性下水汚泥スラリーは、移送と同時に予熱され、粉砕6され、熱交換器11で加熱され、約500°Fの温度で、かつその温度に於ける水の蒸気圧以上の約750 psigの圧力で窒素のガスシールの下に密閉した容器23内で熱水処理され、圧力が約750 psigから約50psig まで3段階に下がる第1の多段フラッシュ蒸発ゾーン30で、ついで約25 psig まで下がる第2の多段フラッシュ蒸発ゾーン46で脱水かつ冷却され、また第1と第2のフラッシュ蒸発ゾーンからの蒸気を冷却および凝縮し、約5〜50重量%の固形物含有量を有し、かつ病原菌の量を減少した、脱水されたポンプ移送可能な水性下水汚泥スラリー生成物が取り出される。
請求項(抜粋):
(1) 約3〜35重量%の範囲の固形物含有量を有する供給される水性汚泥スラリーを移送し同時に約100 〜200 °Fの範囲の温度まで予熱する段階と、(2) 段階(1)からの下水汚泥を粉砕する段階と、(3) 粉砕された下水汚泥を往復容積式ポンプの手段により間接式熱交換器を通して移送して、前記汚泥を約400 〜600 °Fの範囲の温度まで昇温させる段階と、(4) 段階(3)からの加熱された汚泥の繊維構造とゲル構造を破壊し、閉じ込められた水を遊離するために、反応温度における水の蒸気圧以上で、かつ約700 〜800 psigの範囲の圧力と、約400 〜600 °Fの範囲の温度で窒素ガスのシールの下に前記汚泥を密閉した反応容器内で熱水処理する段階と、(5) 2段以上のフラッシュ蒸発で圧力が約700 〜800 psigの範囲から約25〜75 psig の範囲の値まで降圧し、かつ飽和温度が約300 〜400 °Fの範囲の温度に降温する第1の多段フラッシュ蒸発ゾーンにおいて、ついで1段以上のフラッシュ蒸発で圧力が約10〜50 psig の範囲の値まで降圧し、かつ飽和温度が約200 〜300 °Fの範囲の温度に降温する第2のフラッシュ蒸発ゾーンにおいて段階(4)からの熱水処理された汚泥を脱水し冷却する段階と、(6)前記第1と第2のフラッシュ蒸発ゾーンからの蒸気を冷却し、また凝縮した液体と未凝縮のガスを分離する段階と、および(7) 約5〜50重量%の範囲の固形物含有量を有し、かつ病原菌の量を削減した段階(5)からの脱水されポンプ移送可能な汚泥スラリーを取り出す段階とから構成される、下水汚泥を処理する方法。
IPC (2件):
C02F 11/18 ZAB
, C02F 11/12 ZAB
引用特許:
審査官引用 (4件)
-
特開昭49-058079
-
特公昭51-017144
-
特開昭50-138643
前のページに戻る