特許
J-GLOBAL ID:200903008969117840

ホログラム情報作成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 進 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-275838
公開番号(公開出願番号):特開平6-130881
出願日: 1992年10月14日
公開日(公表日): 1994年05月13日
要約:
【要約】【目的】電子的なデバイスを用いて自然な立体表示ができるホログラム情報の作成方法に関し、ホログラム位相分布を求める際の計算量を低減する。【構成】位相分布を表現するホログラム面10、立体像を視認可能な視域26、及び立体表示限界30,32を仮想空間に設定し、立体表示を行う対象物を微小な多角形の集合で仮想空間に表現し、対象物を含む仮想空間に水平面と平行なスライス面18を複数設定し、スライス面18ごとに多角形と交差する線分を求める。検出した線分は、必要に応じて分割またはクリッピングし、最終的に視域の全域26から常に見える部分と、他の線分により妨げられて視域26の一部からしか見えない部分とに分けて抽出する。位相分布の計算は、抽出された線分にサンプリング点を設定し、サンプリング点ごとにホログラム面10上の1次元のホログラム位相分布を計算し、計算された1次元のホログラム位相分布を同一のスライス面18ごとに加算する。
請求項(抜粋):
位相分布を表現するホログラム面、該ホログラム面に表現した位相分布により再生される立体像を視認可能な視域、及び立体表示限界を仮想空間に設定する仮想空間設定過程と,立体表示を行う対象物を微小な多角形の集合で前記仮想空間に表現する物体表現過程と;前記対象物を含む仮想空間に水平面と平行なスライス面を複数設定するスライス面設定過程と;前記スライス面ごとに前記多角形と交差する線分を求める線分検出過程と;前記線分を必要に応じて分割またはクリッピングする線分調整過程と;前記線分を前記視域の全域から常に見える部分と、他の線分により妨げられて前記視域の一部からしか見ない部分とに分けて抽出する線分抽出過程と;抽出された線分にサンプリング点を設定するサンプリング過程と;前記サンプリング点ごとに前記ホログラム面上の1次元のホログラム位相分布を計算する位相分布計算過程と;異なるサンプリング点に対して計算された1次元のホログラム位相分布を同一のスライス面ごとに加算する位相分布加算過程と;から成ることを特徴としたホログラム情報作成方法。

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