特許
J-GLOBAL ID:200903008969719750
インクジェットヘッド
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-049174
公開番号(公開出願番号):特開平5-246026
出願日: 1992年03月06日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【目的】 加圧室の出口からノズルまでの長さが異なる複数のノズルから、同一の容積のインク滴を同一の噴射速度で飛び出させることを可能にし、特性差を補正する電気回路を不要にして安価に提供することにある。【構成】 流路基板1の上面に共通のインク溜り2を設け、インク溜り2と複数の加圧室4...の入口4aとの間を、同じ長さ及び幅の供給路3...により連通する。加圧室4の出口4bから複数のノズル6...の間は、長さが異なる連通路5...により連通する。流路基板1の上面に振動板が接合されており、振動板の上面であって加圧室4に対向する位置にインク吐出手段である圧電素子8...が固着してある。各インク流路の音響抵抗及びイナータンスは、長い連通路5aでは断面積を大きくし、短い連通路5cでは断面積を小さくすることにより均一にされている。しかも加圧室4の容積を調整することにより加圧室4の入口4aからノズル6までを含む各流路総容積を実質的に均一にして、各流路特性を全て一定にしている。
請求項(抜粋):
長さの異なる複数のインク流路が設けられており、上記複数のインク流路のそれぞれに設けてある複数の加圧室で加圧されることにより、上記各インク流路の先端のノズルからインク滴を吐出するインクジェットヘッドにおいて、上記インク流路は、上記加圧室の出口から上記ノズルまでの部分において、長い流路ではその断面積を大にし、短い流路ではその断面積を小にしてあるとともに、上記加圧室は、上記長い流路の加圧室ではその容積を小にし、上記短い流路の加圧室ではその容積を大にすることによって、加圧室の入口からノズルまでを含む各流路総容積が上記インク流路の長短にかかわらず実質的に均一にしてあることを特徴とするインクジェットヘッド。
IPC (2件):
引用特許:
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