特許
J-GLOBAL ID:200903008974420518
DNAに対して親和性を有するインターカレーターおよびその使用方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川口 義雄 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-503565
公開番号(公開出願番号):特表平9-500871
出願日: 1994年06月23日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】1以上の官能性化鎖もしくは部分を有する、インターカレーター部分もしくは置換されたインターカレーター部分よりなるインターカレーター化合物が提供され、かかる化合物はDNA分子に対する結合につき高親和性を供し、優れた輸送動態を供しつつ自己クエンチングの減少を示す。該化合物は蛍光フローサイトメトリー環境内のDNA分子に結合した場合に蛍光の増大を提供することが判明し、それは、「ビス」構造の通常のインターカレーティング剤その他フローサイトメトリー環境で利用される公知のインターカレーティング剤よりも約8ないし10倍も明るい蛍光である。
請求項(抜粋):
1以上のT部分に結合したI部分よりなる化合物であって、1より多いT部分が存在する場合、該T部分は相互に同一または異なり、該T部分は式:を有し、および該化合物は式:[式中、Iは芳香族またはヘテロ芳香族セグメント; Xは、窒素および硫黄よりなる群から選択されるヘテロ原子; R、R1およびR2は相互に同一または異なって、アルキル基、脂環式基、ヘテロ脂環式基、芳香族基またはヘテロ芳香族基; R3およびR4はXが窒素である場合は水素;R3およびR4はXが硫黄である場合はメチル基、エチル基、またはフェニル基; kはゼロまたは1ないし10の整数; qはゼロまたは1ないし10の整数; nは2ないし20の整数; mは1ないし5の整数; oはゼロまたは1;および pはゼロまたは1; 但し、Xが窒素;R3およびR4が水素;R、R1およびR2がメチレン基;oが1;pが1;mが1;である場合、該I部分はフェナントリジウムまたはその酸付加塩ではなく; Xが窒素;R3およびR4が水素;R、R1およびR2がメチレン基;oが1;pが1;mが2;第1のT部分がI部分に直接結合し、ここに、nは2、kは1であってqはゼロ;第2のT部分が第1のT部分に直接結合し、ここに、nは2であってkおよびqはゼロである場合、該I部分はフェナントリジウムまたはその酸付加塩ではなく; Xが窒素;R3およびR4が水素;R、R1およびR2がメチレン基;oが1;pが1;mが2;第1のT部分が該I部分に直接結合し、ここに、nは2、kは1であってqはゼロ;第2のT部分が第1のT部分に直接結合し、ここに、nは2、kは1であってqは1である場合は、該I部分はフェナントリジウムまたはその酸付加塩ではなく;および 但し、Xが窒素:R3およびR4が水素:oが1;pが1;mが3;nが2;kが1;qがゼロである場合、該I部分はフェナントリジウムまたはその酸付加塩ではない]を有する該化合物またはその酸付加塩。
IPC (16件):
C07D209/82
, C07D219/10
, C07D221/12
, C07D401/06 207
, C07D401/06 211
, C07D401/06 233
, C07D413/06 215
, C07D413/14 207
, C07D413/14 211
, C07D413/14 213
, C07D413/14 215
, C07D417/06 215
, C07D417/14 207
, C07D417/14 211
, C07D417/14 213
, C09K 11/06
FI (16件):
C07D209/82
, C07D219/10
, C07D221/12
, C07D401/06 207
, C07D401/06 211
, C07D401/06 233
, C07D413/06 215
, C07D413/14 207
, C07D413/14 211
, C07D413/14 213
, C07D413/14 215
, C07D417/06 215
, C07D417/14 207
, C07D417/14 211
, C07D417/14 213
, C09K 11/06 Z
引用特許:
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