特許
J-GLOBAL ID:200903008978717779

副室式エンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾仲 一宗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-149858
公開番号(公開出願番号):特開平6-341322
出願日: 1993年05月31日
公開日(公表日): 1994年12月13日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、副燃焼室から主燃焼室への火炎等のガスの噴流をシリンダ全体に均等に振り分け、シリンダ周辺に短期間に到達させて主燃焼室での燃焼スピードを短縮して熱効率を向上させる副室式エンジンを提供する。【構成】 本発明は、主燃焼室1とシリンダ中心軸上の副燃焼室2を複数の連絡孔4で連通する。副燃焼室2の中央の燃料噴射ノズル10の多噴孔7から副燃焼室2に燃料を噴霧する。連絡孔4は、副燃焼室2中心から偏心した周方向に均等間隔で隔置して複数形成され、シリンダ軸に対して副燃焼室2から主燃焼室1への噴き出す噴流が吸気スワールISに順流になる方向に傾斜している。連絡孔4の延長線上に位置するバルブ18の下面部とシリンダヘッド5の下面部には、連絡孔4からの噴流のガイド通路となる溝9,19が形成されている。
請求項(抜粋):
シリンダ側に形成された主燃焼室、シリンダ中心軸上のシリンダヘッドに配置された副燃焼室、前記主燃焼室と前記副燃焼室を連通する複数の連絡孔及び前記副燃焼室に燃料を噴霧するためその中央に噴孔を開口した燃料噴射ノズルを有する副室式エンジンにおいて、前記連絡孔は前記副燃焼室中心から偏心した周方向に均等間隔で隔置して複数形成され且つシリンダ軸に対して前記副燃焼室から前記主燃焼室への噴き出す噴流が前記主燃焼室のスワールに順流になる方向に傾斜して形成され、前記連絡孔の延長線上に位置するバルブ下面部とシリンダヘッド下面部には前記連絡孔からの噴流の通路を形成する溝が形成されていることを特徴とする副室式エンジン。
IPC (4件):
F02B 19/14 ,  F01L 1/00 ,  F01L 3/02 ,  F02B 19/18

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