特許
J-GLOBAL ID:200903008988919574

転がり軸受ユニットの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-131468
公開番号(公開出願番号):特開2002-327765
出願日: 2001年04月27日
公開日(公表日): 2002年11月15日
要約:
【要約】【課題】 量産した場合でも、ラジアル剛性のばらつきが生じにくい転がり軸受ユニット4aを、低コストで安定して提供する。【解決手段】 上記転がり軸受ユニット4aを構成する玉軸受7、7を、予めラジアル隙間の大きさ毎に2以上の区分に分ける。そして、同一区分内から選び出した1対の玉軸受7、7を、内筒5と外筒6との間に、上記各区分毎に異なる所定のアキシアル共振周波数(アキシアル剛性)で固定する。この結果、加工誤差等に基づく上記各玉軸受7、7のラジアル隙間のばらつきに拘わらず、上記転がり軸受ユニット4aのラジアル剛性を所望の値に規制でき、上記課題を解決できる。
請求項(抜粋):
内側部材と、この内側部材の周囲に配置された外側部材と、これら外側部材と内側部材とを相対回転自在に組み合わせるべく、それぞれの外輪を上記外側部材の内周面で軸方向に離隔した2個所位置に、それぞれの内輪を上記内側部材の外周面で軸方向に離隔した2個所位置に、それぞれ固定した1対の玉軸受とを備えた転がり軸受ユニットを造る為に、この転がり軸受ユニットのアキシアル共振周波数を測定しつつ、上記各玉軸受を上記内側部材と外側部材との間に圧入し、アキシアル共振周波数が所定の値になった状態で上記各玉軸受を上記内側部材と外側部材との間に固定する転がり軸受ユニットの製造方法に於いて、ラジアル隙間の大きさ毎に2以上の区分に予め分けた複数個の玉軸受のうちの、同一区分内から選び出した1対の玉軸受を、上記内側部材と外側部材との間に、上記各区分毎に異なる所定のアキシアル共振周波数を基準として固定する転がり軸受ユニットの製造方法。
IPC (2件):
F16C 35/06 ,  B23P 21/00 306
FI (2件):
F16C 35/06 Z ,  B23P 21/00 306 A
Fターム (4件):
3C030CA12 ,  3J017AA01 ,  3J017DA01 ,  3J017DB07

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