特許
J-GLOBAL ID:200903008996482517

誘導電動機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 則次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-044756
公開番号(公開出願番号):特開平8-224000
出願日: 1995年02月08日
公開日(公表日): 1996年08月30日
要約:
【要約】【目的】 3相誘導電動機のベクトル制御を電圧検出器及び速度検出器を使用しないで達成する。【構成】 誘導電動機1の入力電流i1u、i1vを検出し、これを回転座標変換して磁束軸成分電流I1dとトルク軸成分電流I1qとを得る。この回転座標変換に使用するための位相角θは、演算によって1次角速度ωを求め、このωを積分することによって決定する。1次角速度ωは磁束軸成分電流I1dと、トルク軸成分電圧指令値V1q*と、磁束軸成分電圧基準指令値V1d′と誘導電動機1の定数とによって求める。
請求項(抜粋):
直流電源と3相誘導電動機との間に接続された3相PWM制御インバータと、前記誘導電動機の3相の1次電流の内の少なくとも2相分の1次電流を検出する電流検出器(5u、5v)と、前記電流検出器で検出された1次電流を、前記誘導電動機の回転位相に同期した回転座標変換によってトルク軸成分電流I1qとこれに直交する磁束軸成分電流I1dに変換する第1の変換手段(13)と、前記誘導電動機を所望状態に回転させるためのトルク軸成分電流指令値I1q*を与える第1の指令手段(11a )と、前記誘導電動機を前記所望状態に回転させるための磁束軸成分電流指令値I1d*を与える第2の指令手段(19)と、前記トルク軸成分電流指令値I1q*と前記トルク軸成分電流I1qとの差を求め、この差を零にするためのトルク軸成分電圧指令値V1q*を形成するトルク軸成分電圧指令値形成手段と、前記磁束軸成分電流指令値I1d*と前記磁束軸成分電流I1dとの差を求め、この差を零にするための磁束軸成分電圧指令値V1d*を形成する磁束軸成分電圧指令値形成手段と、前記トルク軸成分電圧指令値V1q*と前記磁束軸成分電圧指令値V1d*とを3相電圧指令値V1u*、V1v*、V1w*に変換する第2の変換手段と(21)、前記3相電圧指令値V1u*、V1v*、V1w*に対応したパルス幅変調(PWM)制御信号を形成して前記インバータを制御するインバータ制御回路(33)と、前記トルク軸成分電圧指令値V1q*と前記トルク軸成分電流I1qと前記磁束軸成分電流指令値I1d*と誘導電動機の1次巻線抵抗R1 と漏れインダクタンスLσと1次自己インダクタンスL1 と微分演算子Pとに基づくω0 =(1/L1 )[{V1q*-(PLσ+R1 )I1q}/I1d*]又はこれに等価な演算によって推定1次角速度ω0 を求める1次角速度推定手段と、前記推定1次角速度ω0 に基づいて前記回転位相を示す信号を形成して前記第1の変換手段(13)に与える位相角信号形成手段(20)とを備えていることを特徴とする誘導電動機の制御装置。
IPC (2件):
H02P 21/00 ,  H02P 5/41 302
FI (2件):
H02P 5/408 A ,  H02P 5/41 302 K
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 誘導電動機の速度制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-068398   出願人:株式会社日立製作所
  • 特開平3-253288
  • 特開平4-021387
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