特許
J-GLOBAL ID:200903009004199130

パケット中継装置、及びその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 正和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-215808
公開番号(公開出願番号):特開2003-032295
出願日: 2001年07月16日
公開日(公表日): 2003年01月31日
要約:
【要約】【課題】 異なる伝送遅延を有した二つの伝送区間の遅延の大きな伝送区間の影響を受けることなく伝送効率を向上することが可能であり、且つ、遅延の大きな伝送区間の下り回線と上り回線のデータ伝送速度が非対称であった場合に、データ伝送速度が小さい方の回線の輻輳により伝送効率が低下することを防止することができるパケット中継装置(ゲートウェイ21)を実現する。【解決手段】 端末31から通知された最大受信可能データ量を超えてインターネット5から受信したパケットを転送するパケット転送手段と、衛星回線区間へ送信されたパケットの送達確認応答パケットを代行してインターネット5へ送信する送達確認応答代行手段と、衛星回線区間へのパケット送信から送達確認応答パケット受信までの往復遅延時間に基づいてパケット転送手段の最大送信可能データ量を増加または減少させる輻輳回避手段とを具備することを特徴とする。
請求項(抜粋):
第1の伝送区間と前記第1の伝送区間よりも伝送遅延が大きい第2の伝送区間との間で、前記第1の伝送区間を介して伝送されたパケットを前記第2の伝送区間へ転送するパケット中継装置であって、前記第2の伝送区間へ転送済みのパケットを蓄えておくバッファ手段と、前記転送されたパケットを受信する受信装置から通知された最大受信可能データ量を超えて、前記第1の伝送区間から受信したパケットを前記第2の伝送区間へ送信し、また、前記バッファ手段内のパケットを使用して送達未確認パケットの再送を行うパケット転送手段と、前記第2の伝送区間へ送信されたパケットについての送達確認応答パケットを、前記受信装置からの受信を待たずに代行して前記第1の伝送区間へ送信する送達確認応答代行手段と、前記第2の伝送区間へパケットを送信してから、該パケットの送達確認応答パケットを前記受信装置から受信するまでの往復遅延時間に基づいて、前記パケット転送手段の最大送信可能データ量を増加または減少させる輻輳回避手段と、を具備することを特徴とするパケット中継装置。
Fターム (6件):
5K030HA08 ,  5K030HD03 ,  5K030KA03 ,  5K030LA01 ,  5K030LC03 ,  5K030LC11
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 非対称回線用TCP通信高速化装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-053676   出願人:ケイディディ株式会社
  • フロ-制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-014110   出願人:株式会社超高速ネットワーク・コンピュータ技術研究所

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