特許
J-GLOBAL ID:200903009005133990

2重構造ビームチャンバを有する超電導ウィグラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 関 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-340516
公開番号(公開出願番号):特開平10-172796
出願日: 1996年12月05日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】 超電導コイルを冷却する極低温冷媒の消費を抑えるとともに、ビームチャンバ内の磁場強度を強化し、小型化が容易になる超電導ウィグラを提供する。【解決手段】 ビームチャンバを内槽13の殻の一部を形成する外側ボアと熱シールド槽17と熱的に接続され電子ビームが通過する内側ボアの2重構造とすることにより高さを抑えたビームチャンバを組み込んだ超電導ウィグラ。内側ボアの側壁には液体窒素が通過する冷却管5を添設することが好ましい。また、ビームボアと外槽29のフランジ39の間にはベローズ継手47等の断熱機構を設けるとよい。
請求項(抜粋):
電子ビームが通るビームチャンバと、該ビームチャンバを挟んで配設される超電導コイルと、該超電導コイルを収納し冷却を維持する内槽と該内槽を囲繞する輻射シールド槽を備えたクライオスタットとから構成され、相対的速度の電子ビームから放射光を発生させる超電導ウィグラであって、前記ビームチャンバが前記輻射シールド槽と熱的に接続し真空を保持して電子ビームを通す内側ボアと前記内槽に接する外側ボアを備え、該内側ボアと該外側ボアの間を真空に保持した2重構造を有することを特徴とする超電導ウィグラ。
IPC (2件):
H05H 13/04 ,  G21K 1/093
FI (2件):
H05H 13/04 F ,  G21K 1/093 Z

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