特許
J-GLOBAL ID:200903009009770448

ダイバーシティ受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-035862
公開番号(公開出願番号):特開平10-233722
出願日: 1997年02月20日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成の演算回数の少ないダイバーシティ受信機を提供することを目的とする。【解決手段】 QPSK信号の受信に対し、アンテナ1および受信回路2によって得られる同期検波後の位相ベースバンド信号は、位相誤差検出部3において半数の信号点(π/4,3π/4)との位相誤差を算出される。ブランチ毎に得られた半数の信号点に対する位相誤差は、重み付け部5A,5Bおよび6A,6Bによって合成位相誤差δA,δBとなる。他の信号点(-π/4、-3π/4)の合成位相誤差は、ウエイト加算部7と減算器8A,8Bにより、ウエイトの合計にπを乗じた値からδA,δBを減じて算出され、判定部9にて最小の合成位相誤差を与える信号点に対するデータを復調データとして得る。
請求項(抜粋):
複数のアンテナにより受信される各受信信号を位相検波し、前記各受信信号の位相に応じた位相ベースバンド信号を各々出力する位相検波器と、前記各受信信号の受信信号品質を検出し、前記受信信号品質に応じた合成ウエイトを各々出力するウエイト計算手段と、前記位相ベースバンド信号を、雑音、干渉、歪みが無い場合の理想シンボル点のうち半数の理想シンボル点の位相と比較し、当該位相誤差の絶対値を各々出力する位相誤差検出手段と、前記位相誤差の絶対値を前記合成ウエイトで重み付け加算し、前記半数の理想シンボル点に対する第1の合成位相誤差を前記半数のシンボル点毎にそれぞれ出力する第1の合成手段と、前記各ウエイトを加算し、加算されたウエイトから前記第1の合成位相誤差を減じ、前記理想シンボル点のうち前記半数の理想シンボル点とπラジアン位相が異なる残り半数のシンボル点に対する第2の合成位相誤差を前記残り半数の理想シンボル点毎にそれぞれ出力する第2の合成手段と、前記第1の合成手段と前記第2の合成位相誤差のうち最も最小となる理想シンボル点を判定し、当該理想シンボル点に対応する符号を復調データとして出力する判定手段を備えたことを特徴とするダイバーシティ受信機。
IPC (3件):
H04B 7/08 ,  H04B 7/26 ,  H04L 27/22
FI (3件):
H04B 7/08 D ,  H04B 7/26 D ,  H04L 27/22 Z

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