特許
J-GLOBAL ID:200903009010028550

類似度計算方法および類似概念検索方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-305036
公開番号(公開出願番号):特開平10-143535
出願日: 1996年11月15日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 意味ネットマシンを用いて、対象とする類似概念検索を並列的に高速に処理できる類似度計算方法および類似概念検索方法を提供する。【解決手段】 観点と検索概念とが与えられた際に観点を格納する概念ノード504にマーカ甲を置き、検索概念を格納する概念ノード501にマーカ乙を置き、マーカ甲をノード504から出るすべてのDefリンク542-545に沿って伝搬させ、マーカ乙をノード501から出るすべてのDefリンク531-534に沿って伝搬させ、自マーカに格納された数値と伝搬したリンクに格納された数値との間で単語が観点の定義語集合に含まれる場合の計算式に従って計算を行い、自マーカに格納させ、リンク先の概念を格納したノードに至ったら、該ノードに到達すべき他のマーカが到着した後に自マーカが持つ数値と該他のマーカが格納する数値とから所定の計算法により類似度を計算する。
請求項(抜粋):
概念を、該概念を定義する単語と、該概念と該単語との関連の強さを表す重要度との組の集合である定義語集合として表現し、2つの概念が該2つの概念の類似度に影響を与える概念である観点とともに与えられた時に2つの概念の定義語集合に含まれる単語の数と個々の単語の重要度および単語が観点の定義語集合に含まれるか否かに基づいた所定の計算法により類似度が決まる概念知識ベースにおいて、記憶機能を持つノード、あるノードから他のノードに向かって接続され、名前および数値を格納できるリンク、およびプログラム可能であって、プログラムに記述されたリンクに沿ってノード間を伝搬するとともに、ノードおよびリンクに格納された数値に基づき計算を行い、該計算結果を格納することが可能であり、更にフラグを有し、該フラグの値により該計算の計算式を変更することが可能なマーカを有する装置を使用し、個々の概念をノードに格納し、個々の単語をノードに格納し、概念を格納したノードから該概念の定義語集合に含まれる個々の単語を格納したノードに向かって第1のリンクであるDefリンクを張り、該リンクには重要度にあたる数値を付与し、単語を格納したノードから該単語を定義語集合として含む概念を格納したノードに向かって第2のリンクであるRdef リンクを張り、観点と検索概念とが与えられた際に、観点を格納する概念ノードに第1のマーカを置き、検索概念を格納する概念ノードに第1のマーカと異なる第2のマーカを置き、第1のマーカをノードから出るすべてのDefリンクに沿って伝搬させ、リンク先の単語を格納したノードに至ったら該ノードにとどまらせ、第2のマーカをノードから出るすべてのDefリンクに沿って伝搬させ、同時に伝搬したリンクに格納された数値を格納させ、リンク先の単語を格納したノードに至ったら該ノードに第1のマーカが存在した場合には、該ノードに至った第2のマーカのフラグを立て、該ノードに第1のマーカが存在しない場合には、該ノードに至った第2のマーカのフラグを降ろし、該ノードからRdef リンクに沿って伝搬させ、同時に自マーカのフラグが立っている場合には、自マーカに格納された数値と伝搬したリンクに格納された数値との間で、単語が観点の定義語集合に含まれる場合の計算式に従って計算を行い、結果を自マーカに格納させ、自マーカのフラグが降りている場合には、自マーカに格納された数値と伝搬したリンクに格納された数値との間で、単語が観点の定義語集合に含まれない場合の計算式に従って計算を行い、結果を自マーカに格納させ、リンク先の概念を格納したノードに至ったら、該ノードに到達すべき他のマーカが到達した後に自マーカが持つ数値と該他のマーカが格納する数値とから所定の計算法により類似度を計算することを特徴とする類似度計算方法。
IPC (2件):
G06F 17/30 ,  G06F 9/44 560
FI (3件):
G06F 15/403 350 C ,  G06F 9/44 560 M ,  G06F 15/40 380 A

前のページに戻る