特許
J-GLOBAL ID:200903009015009139

電線/ケーブルのコネクタ構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 保 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-123895
公開番号(公開出願番号):特開2003-317821
出願日: 2002年04月25日
公開日(公表日): 2003年11月07日
要約:
【要約】【課題】 例えば電気自動車搭載のモータ端子にコネクタを介して電源側電線/ケーブルを接続する場合、部材間の精度誤差を吸収して組立作業の能率化を図り、また端子の製造コストも廉価に抑えることができる電線/ケーブルのコネクタ構造を提供する。【解決手段】 電源側の電線/ケーブル接続端子である平板端子24と機器接続端子である平板端子31はバスバー33を中継部材にして電気的に接続される。そのバスバー33の一端側に電源側の平板端子24がボルト34と角形ナット35で結合されるが、このボルト・ナットによる端子締結部はハウジング11の誤差吸収凹部18の領域内で位置調整して移動させることできる。すなわち、バスバー33を移動調整することにより、機器側の平板端子31を含む機器側部材に位置ずれや寸法精度誤差がある場合でも、その誤差を吸収できる。平板端子24,31としてLA端子などを用いれば部品コストを低廉価に抑えられ、従来の雌ねじ付き端子金具のように、雌ねじの機械加工などのためにコスト高となる問題を払拭できる。
請求項(抜粋):
被取付体に保持されたコネクタのハウジングと、このハウジングに接続された電線/ケーブルと、電線/ケーブルの端末部に圧着されて長孔状のボルト孔を有し、ハウジングに設けた誤差吸収凹部に臨んでハウジング外部に突出した電線/ケーブル接続端子と、電線/ケーブル接続端子とこの接続相手である機器接続端子に結合して電気的導通を中継するために両端部にそれぞれボルト孔が設けられ、前記誤差吸収凹部に臨んで突出してハウジングに移動可能に仮位置決めして保持されたバスバーと、前記電線/ケーブル接続端子と前記機器接続端子をそれらのボルト孔に挿通させて共締めにより締結するボルトと、前記誤差吸収凹部にこの領域内で移動可能に保持されて前記ボルトが螺合するナットと、を備えたことを特徴とする電線/ケーブルのコネクタ構造。
IPC (2件):
H01R 4/38 ,  H01R 4/64
FI (2件):
H01R 4/38 B ,  H01R 4/64 C
Fターム (1件):
5E012BA12
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • シールド電線の端末接続装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-062337   出願人:株式会社オートネットワーク技術研究所, 住友電装株式会社, 住友電気工業株式会社
  • XSRケーブルコネクタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-025789   出願人:松下電器産業株式会社
  • シールド電線の端末装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-062195   出願人:株式会社オートネットワーク技術研究所, 住友電装株式会社, 住友電気工業株式会社
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