特許
J-GLOBAL ID:200903009018010367

超電導コイルのガス冷却式電流リード

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-289170
公開番号(公開出願番号):特開平6-140242
出願日: 1992年10月28日
公開日(公表日): 1994年05月20日
要約:
【要約】【目的】交流電流の通電に伴うジュール発熱,常温側から低温側への侵入熱を極力抑えて冷却系の熱負荷を低め、高価な液冷媒(液体ヘリウム)消費量の節減化が図れるようにした超電導コイルのガス冷却式電流リードを提供する。【構成】冷却槽内の液冷媒中に浸漬して極低温に強制冷却した超電導コイルに対し、常温側の交流電源より電流を供給する超電導コイルのガス冷却式電流リード5として、低温側端子6と常温側端子7との間に冷媒ガス流路を形成する外筒9と内筒11を配管し、かつ端子間を結ぶリード導線8を多数本の素線8aを束にして内筒の外周面上に分散配置するとともに、低温側端子6を円筒体となしてその周面にスリット6aを形成して構成し、交流の表皮効果による電流集中,電流リードを伝熱経路とする常温側からの熱侵入,および交番磁束による渦電流損を低く抑え、冷却系の熱負荷を軽減して冷媒消費量の節減化を図る。
請求項(抜粋):
冷却槽内に収容し液体ヘリウムなどの液冷媒により強制冷却した超電導コイルに対し、外部の交流電源より電流を供給する超電導コイルのガス冷却式電流リードであり、冷却槽内で超電導コイルの端子に接続した低温側端子と、該低温側端子と槽外の常温側端子との間にまたがって配線した多数本の素線束からなる導線と、該導線を収容してその内部に導体冷却用の冷媒ガス流路を形成した外筒とからなるものにおいて、電流リードの全長に亙り前記外筒の内部に内筒を配管し、かつ導線を内筒の外周に沿わせて配線したことを特徴とする超電導コイルのガス冷却式電流リード。
IPC (4件):
H01F 7/22 ZAA ,  H01F 7/22 ,  H01B 12/08 ,  H01F 5/08 ZAA
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭48-071593

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