特許
J-GLOBAL ID:200903009034042155

積層フィルムコンデンサならびにその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-196719
公開番号(公開出願番号):特開平11-040451
出願日: 1997年07月23日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】 小型で、高性能、高信頼性の積層フィルムコンデンサを得る。【解決手段】 誘電体として、(化1)の構造を有するビニルオキシ基から単独あるいは併用して選ばれた少なくとも2つの官能基を有する化合物を、単独あるいは2 種類以上を併用して、少なくとも含有ビニル基の60〜95%を反応させて用い、アルミニウムもしくは酸化アルミニウムを蒸着して電極として、交互に積層し、酸素プラズマ中で誘電体を選択的に除去して電極取り出しを行う。
請求項(抜粋):
下記の一般式ただし式中のRは、メチレン基数が4以上13以下の鎖式炭化水素、あるいは少なくとも主鎖の一方にメチレン基数が6以下の鎖式炭化水素基を有する炭素数4以上12以下の環式炭化水素基であるか、あるいは水素原子の一部もしくは全てがハロゲン原子またはアルキル基に置換されたもの、また式中nは2以上4 以下の整数)で示されるアリルオキシ基またはビニルオキシ基から単独あるいは併用して選ばれた少なくとも二個の官能基を有する化合物を、少なくとも一種類以上を含む混合物の少なくとも、含有ビニル基の60〜95%を反応させてなる成分を有する誘電体かまたは含有ビニル基の60〜95%を反応させてなる成分を有する誘電体と、アルミニウムもしくは酸化アルミニウムを真空中で蒸着してなる複数条の電極とを交互に積層してなる積層体を、静電容量を構成する部分毎に分割する際に形成される分割面近傍の誘電体部材が酸素プラズマ中の選択的除去により電極表面の一部が露出されている端面に、金属溶射により外部電極引き出しが施され、前記外部引き出し電極上に導電性樹脂を塗布されて第二の電極を形成されており、さらに前記第二の電極上にはんだめっきが施されてなる積層フィルムコンデンサ。【化1】
IPC (3件):
H01G 4/18 301 ,  H01G 4/18 311 ,  H01G 4/18 324
FI (3件):
H01G 4/18 301 C ,  H01G 4/18 311 C ,  H01G 4/18 324 A

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