特許
J-GLOBAL ID:200903009036722030

信号探知方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-317692
公開番号(公開出願番号):特開平7-174839
出願日: 1993年12月17日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】【目的】 未知の方位から到来する未知の周波数の被探知信号の方位検出を確実に行う。【構成】 未知の音源10からの音波信号は、センサアレイ11及び整相処理12を介して異なる方位に対して指向性を持つ複数の受波ビームとなる。周波数分析処理13及び正規化処理14は、各受波ビーム毎の信号強度分布と正規化された相対信号強度分布をそれぞれ求める。周波数極大点抽出処理15及び方位極大点抽出処理16を介し、AND処理17は、相対信号強度を極大にする周波数と、信号強度分布を極大値にする方位から、音波信号の推定周波数と音源10の推定方位を抽出する。閾値判定処理18で推定周波数における相対信号強度が閾値と比較され、音波信号の到来が探知される。また、推定方位と推定周波数に基づいた信号強度から補間により、到来方位が検出される。
請求項(抜粋):
異なる方位に対する指向性を持つ複数の受波ビームを用いて所定の連続した範囲の方位を監視し、前記各受波ビームによってそれぞれ受波した受波信号に対して周波数分析を行い各受波ビームの周波数に対する信号強度分布をそれぞれ求め、前記各信号強度分布に対して周波数領域毎の該各信号強度分布の平均値及び標準偏差を用いて相対値へ変換し各受波ビーム毎の周波数に対する相対信号強度分布をそれぞれ求め、前記各信号強度分布と各相対信号強度分布に基づき前記受波信号中の被探知信号の到来を探知すると共に該被探知信号の周波数を検出し且つその被探知信号の到来方位を検出する信号探知方法において、前記各相対信号強度分布に対して周波数でサンプリングしたとき極大値の相対信号強度を示し、且つ前記異なる方位に対する指向性を持つ複数の受波ビーム間の前記信号強度分布に対して方位でサンプリングしたときに同じ周波数における信号強度が極大値の信号強度を示す推定周波数及び推定方位を抽出し、前記推定周波数に対応する前記相対信号強度と所定の閾値を比較して前記被探知信号の到来を探知し、該到来を探知したときに該推定周波数を被探知信号の周波数として検出し、且つ前記推定方位における該推定周波数に対応した前記信号強度と前記複数の信号強度分布中の該推定周波数に対応する前記信号強度とを用いて補間により前記到来方位を検出することを特徴とした信号探知方法。
IPC (2件):
G01S 3/803 ,  G01S 3/28

前のページに戻る