特許
J-GLOBAL ID:200903009037238123

マルチ形極低温冷凍機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津田 直久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-199332
公開番号(公開出願番号):特開平5-045014
出願日: 1991年08月08日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】 複数の膨張機の運転差圧を最大にできて、各膨張機の冷凍能力を同等化できると共に、各膨張機の冷凍能力を向上できるようにすること。【構成】 1台の圧縮機ユニット1に、シリンダ5に対し高圧ガスの導入と低圧ガスの排出とを行なう注排通路81を高圧ガス通路9と低圧ガス通路10とに交互に切換える弁体21と、該弁体21を駆動する同期形モータ22とから成る切換弁装置20を内装した複数の極低温膨張機4を接続する。前記モータ22の駆動時における電圧を検出する電圧検出器14と、前記各モータ22の発停タイミングを、前記各モータ22の電圧が最小値となるように制御するモータ駆動制御装置15とを設けて、前記電圧の減少に反比例して増大する運転差圧を最大にできるようにし、各膨張機の冷凍能力を同等化できると共に、各膨張機の冷凍能力を向上できるようにした。
請求項(抜粋):
圧縮機ユニット1から延びる高圧ガス管2と低圧ガス管3との間に、各分岐管2a、3aを介して複数の極低温膨張機4を並列に接続すると共に、前記各膨張機4は、ヒートステージ51をもつシリンダ5とモータハウジング7を備え、該モータハウジング7に、高圧側受圧面21aと低圧側受圧面21bとをもち、前記シリンダ5に対し高圧ガスの導入と低圧ガスの排出とを行なう注排通路81を、高圧ガス通路9と低圧ガス通路10とに交互に切換える弁体21と、該弁体21を駆動する同期形モータ22とから成る切換弁装置20を内装したマルチ形極低温冷凍機において、前記モータ22の駆動時における電圧を検出する電圧検出器14を設けると共に、前記各膨張機4における前記各モータ22の発停タイミングを、前記各モータ22の電圧が最小値となるように制御するモータ駆動制御装置15を設けていることを特徴とするマルチ形極低温冷凍機。

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