特許

J-GLOBAL ID：200903009046030608

高分子電解質膜及びその製造方法並びに燃料電池

発明者： 都築 俊満 ,  中島 毅彦 ,  山本 尚 ,  石原 一彰
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社
代理人 (1件)： 大川 宏
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-076775
公開番号（公開出願番号）：特開2003-272665
出願日： 2002年03月19日
公開日（公表日）： 2003年09月26日
要約：

【要約】【課題】低含水率でもプロトン伝導性を有する高分子電解質膜を提供すること。【解決手段】一般式〔1〕で表される化合物が有機高分子樹脂に担持された高分子材料から構成されることを特徴とする。【化1】(R1は置換又は非置換のアリール基、Rf1及びRf2は互いに独立してパーフルオロアルキル基を示す。)つまり、超強酸基を有することで、プロトンの解離度が高く、水を介さなくても高いプロトン伝導性を発現できる。燃料電池に適用した場合にガス中に加湿を積極的に行う必要がなくなり、ガス中への加湿器を省略乃至は簡略化することができるので、燃料電池の低コスト化に寄与できる。

請求項（抜粋）：

一般式〔1〕で表されるアリールビス(パーフルオロアルキルスルホニル)メタンが有機高分子樹脂に担持された高分子担持型アリールビス(パーフルオロアルキルスルホニル)メタンからなることを特徴とする高分子電解質膜。【化1】(式〔1〕中、R1は置換又は非置換のアリール基、Rf1及びRf2は互いに独立してパーフルオロアルキル基を示す。)

IPC (5件)：

H01M 8/02 ,  C08F 8/38 ,  H01B 1/06 ,  H01B 13/00 ,  H01M 8/10

FI (5件)：

H01M 8/02 P ,  C08F 8/38 ,  H01B 1/06 A ,  H01B 13/00 Z ,  H01M 8/10

Fターム (25件)：

4J100AB07P ,  4J100AB09P ,  4J100BA57P ,  4J100BB07P ,  4J100BB18P ,  4J100BC43P ,  4J100CA01 ,  4J100CA31 ,  4J100DA56 ,  4J100HA27 ,  4J100HC05 ,  4J100HC71 ,  4J100HC83 ,  4J100HE14 ,  4J100JA43 ,  5G301CA30 ,  5G301CD01 ,  5G301CD10 ,  5H026AA06 ,  5H026BB08 ,  5H026BB10 ,  5H026CX05 ,  5H026EE17 ,  5H026EE18 ,  5H026EE19

引用特許：

出願人引用 (3件)

• 高分子担持型アリールビス(パーフルオロアルキルスルホニル)メタン
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-283218   出願人：科学技術振興事業団
• α,β,β-トリフルオロスチレンをベースとする複合膜および置換α,β,β-トリフルオロスチレンをベースとする複合膜
  公報種別：公表公報   出願番号：特願平9-524691   出願人：バラードパワーシステムズインコーポレイティド
• 複合高分子電解質膜及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-012361   出願人：本田技研工業株式会社, ジェイエスアール株式会社