特許
J-GLOBAL ID:200903009046156199

生ケースの芯出し方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-250497
公開番号(公開出願番号):特開平7-100954
出願日: 1993年10月06日
公開日(公表日): 1995年04月18日
要約:
【要約】【目的】 タイヤ成型ドラムで生ケースの形成を行う際に精度良くビードコアの芯出しを行う。【構成】 拡縮可能で、かつ軸方向に移動可能なビード載置部68の軸方向内側にフランジ部69を設け、この載置部68を拡径してビードコア88を固定する。センターブラダー84に高圧の圧縮空気を充填して膨張させると共にビード載置部68を軸方向内側へ移動させる。センターブラダー84の膨張速度とビード載置部68の移動速度とを調整し、カーカスプライ93、95の張力によってビードコア88を軸方向内側に引っ張って、ビードコア88がフランジ部69に所定の力Fで押圧されるようにする。ビードコア88は位置の誤差や、傾きの誤差等はフランジ部69に押圧されて修正され、フランジ部69を基準としてタイヤ成形ドラム10と同芯となるように芯出しされる。
請求項(抜粋):
径方向に拡縮可能とされると共に軸方向に伸縮可能とされるドラムと、前記ドラムの径方向外側に配設され、かつ軸方向両端部が接離方向に移動可能とされると共に内圧充填により径方向外側へ膨張して外周部に貼り付けたカーカスプライを所定形状にシェーピングする環状のセンターブラダーと、前記センターブラダーの軸方向両側に設けられ軸方向移動及び径方向拡縮が可能とされ、カーカスプライの端部が折り返された前記ビードコアを径方向内側から支持する一対のビードコア固定手段と、前記ビードコア固定手段の他方のビード固定手段側の端部に設けられ前記ビード部の側部を支持するフランジ部と、を備えたタイヤ成形ドラムを用い、前記カーカスプライをシェーピングする際には、カーカスプライの端部が折り返された前記ビードコアを前記ビードコア拡径手段により径方向内側から押圧して支持するとともに、前記センターブラダーに内圧を充填して前記カーカスプライの膨張時の張力で前記ビード部を前記フランジ部に押圧させた状態で、前記一対のビードコア固定手段を幅寄せすることを特徴とする生ケースの芯出し方法。
IPC (2件):
B29D 30/20 ,  B29D 30/36

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