特許
J-GLOBAL ID:200903009054772419

化学発光反応を利用する酵素の測定法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石原 芳朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-187042
公開番号(公開出願番号):特開平6-070797
出願日: 1989年07月24日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】【構成】 水性緩衝液中において酵素をカチオン性界面活性剤の存在下で、式【化1】〔R2 :アリール基、X:酵素と易反応性の基、R3 ,R4 :互に結合してアルキレン基を形成していてもよいアルキル基、R1 :アルコキシ基等〕の化学発光性1,2-ジオキセタンと反応させる過程を含む、化学発光を利用した酵素の測定法。【効果】 酵素免疫測定等における発光効率が大きく高められる。
請求項(抜粋):
試料中に単独で、又は他の物質と結合して存在する酵素を、化学発光反応を利用して測定する方法において、水性緩衝液中において前記酵素をカチオン性界面活性剤の存在下で、一般式【化1】で表される安定な1,2-ジオキセタンであつて、Xを除去されると不安定なオキシド中間体の1,2-ジオキセタン化合物を経て一般式【化2】で表される2個のカルボニル含有化合物に分解すると共に電子エネルギーを放出して光を発生する1,2-ジオキセタン[式中、R2 はOX基で置換されたアリール基であり、Xは酵素と易反応性の基である。R1 はアルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ジアルキルアミノ基、トリアルキルシリルオキシ基、アリールシリルオキシ基、及びアリール基R2 と結合してOX基で置換されたスピロ結合多環式アリール基(炭素原子に代わる酸素原子を含む環を有していてもよい。)を形成するアリール基から成る群から選択したものである。R3 及びR4 はアルキル基(炭素原子に代わる異種原子N,O,S又はPを含んでいてもよい。)であり、互いに結合してスピロ結合多環式アルキレン基を形成していてもよい。]と反応させ、前記カチオン性界面活性剤の不存在下で反応させる場合よりも強い光を発生させる過程を含む測定法。
IPC (8件):
C12Q 1/42 ,  C09K 11/06 ,  C12Q 1/58 ,  G01N 21/76 ,  C07D311/86 ,  C07D311/90 ,  C07D321/00 ,  G01N 33/532

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