特許
J-GLOBAL ID:200903009059819340

エンジンのブローバイガス還流装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田代 烝治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-230990
公開番号(公開出願番号):特開平10-077820
出願日: 1996年08月30日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【課題】 クランク室からの油の跳ね上りによるクランク室上方への油の侵入の有効防止並びにクランク室からエンジンの吸気系へのブローバイガスの経路途中における気液分離の効率向上を図ることのできるエンジンのブローバイガス還流装置を得ること。【解決手段】 クランク室12と最終的にエンジンの吸気系にブローバイガスを流出させるブリーザ室24との間に気液分離室26を設け、更にクランク室12からこの気液分離室26へのブローバイガスの導入口を気液分離室の外壁にクランクシャフトの軸方向とほぼ平行に貫通する貫通口30を形成することによって設けている。これにより、クランクシャフトの回転によって跳ね上げられるオイルの飛沫の飛び上り方向とは直交する方向にブローバイガス導入口の貫通口30が向いているので、跳ね上った飛沫が直接この導入口に侵入することが有効に防止される。すなわち、クランクシャフトの軸方向にほぼ平行に貫通しているので、クランクシャフトの回転により跳ね上げられる飛沫の動作方向では直接この貫通口に侵入することがない。
請求項(抜粋):
クランク室上部のシリンダブロックの燃焼室から漏出したブローバイガスが前記クランク室からエンジン吸気系にブリーザ室を経由して戻されるエンジンのブローバイガス還流装置において、前記クランク室と前記ブリーザ室との間にブローバイガスを通過させることによりオイル分とガスを分離させる気液分離室を設け、前記クランク室から前記気液分離室へのブローバイガス導入口を前記気液分離室の外壁にクランクシャフトの軸方向とほぼ平行に貫通する貫通口を形成することによって設けたことを特徴とするエンジンのブローバイガス還流装置。
IPC (2件):
F01M 13/00 ,  F01M 13/04
FI (4件):
F01M 13/00 D ,  F01M 13/00 F ,  F01M 13/00 H ,  F01M 13/04 A

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