特許

J-GLOBAL ID：200903009061320876

複合体及びその製造方法

発明者： 相川 登志夫 ,  柴野 佳子
出願人/特許権者： 日本バイリーン株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-273587
公開番号（公開出願番号）：特開平9-085873
出願日： 1995年09月26日
公開日（公表日）： 1997年03月31日
要約：

【要約】 (修正有)【課題】 極細繊維が均一に分散した不織布と多孔性補強体との複合体、及びその製造方法を提供する。【解決手段】 平均繊維径3μm以下の極細繊維を主体とする不織布と、多孔性補強体とが一体化した、少なくとも片面をこの不織布が占める複合体であり、この不織布の表面において、下記の条件を満たす極細繊維同士の交差点が80%以上占めている。この複合体は、例えば、2種類の樹脂成分からなる、極細繊維に分割可能な分割性繊維を主体とする繊維ウエブを結合した後、この分割性繊維を分割して、極細繊維を発生させた結合ウエブを、少なくとも多孔性補強体の片面に積層し、次いで、この積層物に含液状態下で超音波を作用させて、少なくとも片面に存在するこの極細繊維を均一に分散させると同時に、この極細繊維を多孔性補強体に絡ませて一体化する。

請求項（抜粋）：

平均繊維径3μm以下の極細繊維を主体とする不織布と、多孔性補強体とが一体化した、少なくとも片面を該不織布が占める複合体であり、該不織布の表面において、下記の条件を満たす極細繊維同士の交差点が80%以上占めていることを特徴とする複合体。記極細繊維同士の交差点を中心とする、半径50r(r:極細繊維の平均繊維径)で、角度15 ゚の任意の扇形の領域に、極細繊維同士の他の交差点が存在すること

IPC (3件)：

B32B 5/26 ,  B32B 5/10 ,  C08J 7/00 302

FI (3件)：

B32B 5/26 ,  B32B 5/10 ,  C08J 7/00 302

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 液体フィルター用濾材
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-168070   出願人：東洋紡績株式会社