特許
J-GLOBAL ID:200903009067637006
加齢黄斑変性症を治療するための光動力学的療法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件):
特許業務法人浅村特許事務所
, 浅村 皓
, 浅村 肇
, 田中 正
, 森 徹
, 吉田 裕
, 白江 克則
, 金井 建
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-511610
公開番号(公開出願番号):特表2009-545519
出願日: 2007年05月22日
公開日(公表日): 2009年12月24日
要約:
加齢黄斑変性症を治療するシステムは、罹患組織領域に標識を付ける薬剤を含む。さらに、同システムは、レーザ光線を発生させるフェムト秒レーザ光源を含む。さらに、光学組立体が、レーザ光線を罹患組織領域内の複数の焦点に合焦し、各焦点は体積測定値約2μm×2μm×20μmを有する。比較的小体積の各焦点内の光子濃度の増大により、2つの光子が、非常に短い時間間隔(例えば、10’’13SEC)以内に標識薬剤の1つの分子と相互作用する。結果として発生する励起電子状態(例えば、3eV)は、標識薬剤に、酸素に罹患組織を殺させるように酸素を変換させるのに十分である。
請求項(抜粋):
加齢黄斑変性症の光動力学療法治療用のシステムであって、
罹患網膜組織体積に標識を付ける薬剤と、
複数のレーザパルスを有するレーザ光線を発生させる手段と、
前記レーザ光線を前記罹患網膜組織体積内の焦点に指向させて合焦せしめる光学手段と、を具備し、
前記複数のレーザパルスの各パルスは複数の光子及び波長約800nm、パルス幅200〜800フェムト秒範囲及びパルスエネルギー約1ナノジュール(nJ)を有するレーザ光線を発生させ、
前記各パルスからの前記複数の光子が相互作用して、励起電子状態を発生させ、該励起電子状態は前記標識手段に対し酸素を変換せしめ、該変換された酸素が、前記罹患組織を殺すシステム。
IPC (4件):
A61K 45/00
, A61K 41/00
, A61P 27/02
, A61K 31/409
FI (4件):
A61K45/00
, A61K41/00
, A61P27/02
, A61K31/409
Fターム (11件):
4C084AA11
, 4C084AA17
, 4C084NA14
, 4C084ZA33
, 4C086AA01
, 4C086AA02
, 4C086CB04
, 4C086MA01
, 4C086MA04
, 4C086NA14
, 4C086ZA33
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (3件)
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Photochemistry and Photobiology, 200603, Vol.82, pp.443-452
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Journal of Biomedical Optics, 2003, Vol.8, No.3, pp.410-417
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Journal of Biomedical Optics, 2003, Vol.8, No.3, pp.410-417
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