特許
J-GLOBAL ID:200903009068575268

微生物発酵によるエタノール生産を向上させる方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-513921
公開番号(公開出願番号):特表2004-504058
出願日: 2001年07月23日
公開日(公表日): 2004年02月12日
要約:
少なくとも1種の還元ガスを含有する気体状基質の嫌気性細菌発酵でエタノールを安定して連続的に生産する方法に、発酵バイオリアクター内で嫌気性アセトジェニック細菌を液状栄養培地中で培養し、前記バイオリアクターに前記気体状基質を供給し、そして前記細菌が前記バイオリアクター内で定常状態と安定な細胞濃度を達成した後に発酵ブイヨン中の酸化還元電位を下げるか或はNAD(P)に対するNAD(P)Hの比率を高くすることによって前記バイオリアクター内の前記細菌を処理することを含める。前記バイオリアクター内の遊離酢酸濃度を遊離酸が5g/L未満であるように維持する。本方法は、エタノールが前記バイオリアクター内の発酵ブイヨン中で1日当たり10g/Lを超える生産率で生成されることを可能にするものである。エタノールとアセテートの両方がエタノール対アセテートの比率が1:1から20:1の範囲の比率で生成される。
請求項(抜粋):
気体状基質の嫌気性細菌発酵でエタノールを安定して連続的に生産する方法であって、 発酵バイオリアクター内で嫌気性酢酸生産菌を液体栄養培地中で培養しそして前記バイオリアクターに一酸化炭素および水素から成る群から選択される少なくとも1種の還元ガスを含んで成る前記気体状基質を供給し、そして 前記細菌が前記バイオリアクター内で安定な細胞濃度を達成した後の発酵ブイヨン中の酸化還元電位を下げるか或はNAD(P)に対するNAD(P)Hの比率を高くすることによって前記バイオリアクター内の前記細菌を処理し、ここで、前記バイオリアクター内の遊離酢酸濃度を遊離酸が5g/L未満であるようにし、 前記培養および処理段階によって、前記バイオリアクター内の前記細菌が発酵ブイヨン中で1日当たり10g/Lより高い生産性でエタノールを生成するようにし、かつエタノールとアセテートの両方を前記発酵ブイヨン中でエタノール対アセテートの比率が1:1から20:1の範囲の比率で生成するようにする、 ことを含んで成る方法。
IPC (1件):
C12P7/06
FI (1件):
C12P7/06
Fターム (6件):
4B064AC03 ,  4B064CA02 ,  4B064CC03 ,  4B064CC07 ,  4B064CC10 ,  4B064CD01

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