特許
J-GLOBAL ID:200903009075987520

一体成形面ファスナー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-202260
公開番号(公開出願番号):特開平8-056711
出願日: 1994年08月26日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】所望の係合強度を確保すると共に、面ファスナーに剥離力が強く作用したときに係合要素の各係合部を力を逃がす方向に挙動させ、係合要素及びループ片に損傷を与えることなく容易に離脱できる耐久性に優れた一体成形により得られる面ファスナーを提供する。【構成】平板状基材(1) の表面に多数の係合要素(2) を多列に成形してなる一体成形面ファスナーにおいて、単一の前記係合要素(2) が平板状基材(1) の表面から立ち上がる起立部(21)と、同起立部(21)の先端から互いに逆方向に延びる一対の係合フック部(22,22) とを有すると共に、一対の係合フック部(22,22) が前記起立部(21)の中心軸線(L) を挟んで左右に隣合って密着一体化されている。そのため、ループ片(3) が係合要素(2) から離脱するとき、各係合フック部(22,22) が独立して起立部(21)の垂直軸線(L) を中心に水平方向に回転すると同時に上方に延ばされ、ループ片(3) 及び係合要素(2) が損傷なく円滑に離脱する。
請求項(抜粋):
平板状基材(1) の表面に多数の係合要素(2) を多列に成形してなる一体成形面ファスナーにおいて、単一の前記係合要素(2) が、平板状基材(1) の表面から立ち上がる起立部(21)と、同起立部(21)の先端から互いに逆方向に延びる一対の係合フック部(22)とを有すると共に、一対の係合フック部(22,22) が前記起立部(21)の中心軸線(L) を挟んで平行な左右の鉛直面上に形成されてなることを特徴とする一体成形面ファスナー。

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