特許

J-GLOBAL ID：200903009077892870

鋳物の冷却方法

発明者： 菅野 利猛 ,  岩橋 淳 ,  木村 博彦
出願人/特許権者： 株式会社木村鋳造所
代理人 (1件)： 鈴木 弘男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-033588
公開番号（公開出願番号）：特開平9-225621
出願日： 1996年02月21日
公開日（公表日）： 1997年09月02日
要約：

【要約】【課題】 鋳物の解枠時間を短縮し、鋳造工程を効率化させる。又、部分冷却を確実かつ簡易におこなわせ、組織の改質、引け巣の防止等を図る。【解決手段】 鋳型2内への溶湯の注湯後、鋳型に冷却液を水管10等より供給し、鋳物砂12内に冷却液を浸透させる。これにより、高温の鋳物を急速に冷却させることができ、短時間で解枠させることができる。又、冷却液による冷却は、鋳物の温度がA1変態温度までとし、A1変態温度通過速度を緩やかなものとする。したがって、組織の硬化を防止し、鋳物製品への影響を小さくすることができる。更に、部分的に冷却液を供給して所望の箇所の冷却速度を早めることとする。このことにより、鋳物組織を適宜変更できる。

請求項（抜粋）：

鋳物砂を用いて形成した鋳型内に溶湯を全量注湯した後、前記鋳物砂内に冷却液を浸透させ、該鋳型内にて鋳造された鋳物を該冷却液によって冷却することを特徴とした鋳物の冷却方法。

IPC (4件)：

B22D 27/04 ,  B22C 9/04 ,  B22D 27/15 ,  B22D 30/00

FI (4件)：

B22D 27/04 G ,  B22C 9/04 B ,  B22D 27/15 ,  B22D 30/00