特許
J-GLOBAL ID:200903009081009301
対象物追跡装置および対象物追跡方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森下 賢樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-256575
公開番号(公開出願番号):特開2009-087090
出願日: 2007年09月28日
公開日(公表日): 2009年04月23日
要約:
【課題】視覚追跡システムにおいて、追跡対象の運動特性の変化により追跡が困難な場合がある。【解決手段】追跡処理部26の追跡開始終了判定部28は所定の条件に基づき追跡処理の開始および終了の判定を行う。追跡を行っている期間、サンプリング部29はひとつ前の画像フレームについて推定された確率密度分布を用いてパーティクルを生成または消滅させる。観測部30はパーティクルを所定の運動モデルにより遷移させ、それによって与えられる候補曲線の尤度を観測する。補正部32は、候補曲線と所定の位置関係にある領域のカラーヒストグラムと、ひとつ前の画像フレームの追跡結果の曲線の、同様の位置関係にある領域のカラーヒストグラムとを比較する。一致率が所定の値以上であればその候補曲線の尤度を増加させる補正を行う。結果取得部34は補正された尤度に基づき確率密度分布を推定する。【選択図】図5
請求項(抜粋):
撮影した対象物の動きを追跡する対象物追跡装置であって、
撮影の結果取得した動画像データを構成する画像ストリームに含まれる第1の画像フレームおよび第2の画像フレームのうち、前記第1の画像フレームにおける対象物の推定存在確率分布に基づき、前記第2の画像フレームにおける対象物の候補輪郭を定めるパラメータ空間上にパーティクルフィルタに用いるパーティクルを生成するサンプリング部と、
前記サンプリング部が生成した各パーティクルを所定の運動モデルに則り遷移させ、それらのパーティクルによって定まる各候補輪郭の尤度を観測する観測部と、
前記第2の画像フレームのうち各候補輪郭によって定まる領域の色情報を、前記第1の画像フレームのうち前記推定存在確率分布によって定まる領域の色情報と比較し、その結果により前記観測部が観測した尤度を補正する補正部と、
前記補正部が補正した尤度に基づき、前記第2の画像フレームにおける対象物の存在確率分布を推定する結果取得部と、
を備えることを特徴とする対象物追跡装置。
IPC (3件):
G06T 7/20
, G06T 7/00
, H04N 7/18
FI (3件):
G06T7/20 A
, G06T7/00 100B
, H04N7/18 G
Fターム (19件):
5C054FC07
, 5C054FC14
, 5C054FC15
, 5C054FE13
, 5C054GB01
, 5C054GB12
, 5C054GB15
, 5C054HA31
, 5L096AA02
, 5L096AA06
, 5L096BA02
, 5L096CA04
, 5L096EA23
, 5L096EA35
, 5L096FA37
, 5L096GA30
, 5L096GA38
, 5L096HA05
, 5L096JA03
引用特許:
引用文献:
前のページに戻る