特許
J-GLOBAL ID:200903009081127720

無人車の運行制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-062628
公開番号(公開出願番号):特開平5-265550
出願日: 1992年03月18日
公開日(公表日): 1993年10月15日
要約:
【要約】【目的】施工工事の手間を少なくするとともに、信頼性をより向上させる。【構成】マークプレート5A〜5Dを交差点X手前の走行経路3A,3B上に配置する。搬送車1A〜1Cにマークプレートセンサ、車載側無線装置、走行コントローラ等を搭載する。また、交差点X付近に運行コントローラ7及び無線装置8を収納した制御ボックス9を配置する。マークプレートセンサがマークプレート5A〜5Dを検出したとき、走行コントローラは自車の交差点Xへの接近や、交差点Xからの離脱を示す信号を、無線装置を介して運行コントローラへ送信する。運行コントローラ7は各搬送車1A〜1Cより送られてくる信号に基づき、交差点Xの状態を監視し、その無線装置8を介して各搬送車1A〜1Cに運行指示を与える。
請求項(抜粋):
予め設定された走行経路に沿って走行する複数台の無人車の運行に係り、前記走行経路を交差させてなる交差点での運行を制御する運行制御装置において、前記交差点の付近に設けられ、電波を送受信するための交差点側送受信手段と、前記交差点付近にて前記走行経路に沿って設けられ、交差点付近であることを示すための交差点マークと、前記各無人車に搭載され、前記交差点マークを検出するためのマーク検出手段と、前記各無人車に搭載され、前記交差点側送受信手段との間で電波を送受信するための車載側送受信手段と、前記各無人車に搭載され、前記マーク検出手段による前記交差点マークの検出が最初の検出であると判断したときに、自車が前記交差点に近づいたものとして、そのことを示す信号を前記車載側送受信手段を駆動させて送信させる第1の送信制御手段と、前記各無人車に搭載され、前記マーク検出手段による前記交差点マークの検出が最初の検出に続く2回目の検出であると判断したときに、自車が前記交差点から離れたものとして、そのことを示す信号を前記車載側送受信手段を駆動させて送信させる第2の送信制御手段と、前記各無人車に搭載され、前記車載側送受信手段により受信される前記交差点側送受信手段からの信号に基づき、自車の走行及び停止を制御する走行制御手段と、前記交差点側送受信手段により順次受信される前記各車載側送受信手段からの信号に基づき、複数台の無人車が前記交差点に近づいているか否かを判断する交差点状態判断手段と、前記交差点状態判断手段により複数台の無人車が前記交差点に近づいていると判断された場合に、最初に交差点に近づいた無人車を特定してその無人車に対してのみ交差点通過の許容を指示し、それ以外の無人車に対しては停止を指示するための信号を前記交差点側送受信手段を駆動させて送信させる第3の送信制御手段と、前記交差点状態判断手段により1台の無人車のみが前記交差点に近づいていると判断された場合には、その無人車に対して交差点通過の許容を指示するための信号を前記交差点側送受信手段を駆動させて送信させる第4の送信制御手段とを備えた無人車の運行制御装置。
IPC (2件):
G05D 1/02 ,  G08G 1/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-233810
  • 特開昭63-196908

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