特許

J-GLOBAL ID：200903009092913808

ろう付け性に優れたアルミめっき鋼板及びその製造方法

発明者： 服部 保徳 ,  安藤 敦司 ,  橘高 敏晴
出願人/特許権者： 日新製鋼株式会社
代理人 (1件)： 小倉 亘
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-048372
公開番号（公開出願番号）：特開平9-228018
出願日： 1996年02月09日
公開日（公表日）： 1997年09月02日
要約：

【要約】【課題】 アルミめっき鋼板のろう付け性を改善する。【解決手段】 このアルミめっき鋼板は、0.0020〜0.0200%以上のNを含む鋼板を素地とし、その表面にSi:5〜15%を含み膜厚7μm以上のアルミめっき層が鋼板表面に形成されており、鋼板とアルミめっき層との界面にN:3.0原子%以上のN濃縮層が形成されている。N濃縮層は、0.0020%以上のNを含む鋼板を素地とし、Si:5〜15%を含み膜厚7μm以上のアルミめっき層を鋼板表面に形成した後、下限温度T(°C)が下限温度が0.002%≦N%<0.005%ではT=-3848×N<SP>1/2</SP> +672-35 log(t/50),0.005%≦N%≦0.020%ではT=-1414×N<SP>1/2</SP> +500-35 log(t/50)[ただし、tは加熱時間(時)]で規制される温度T〜570°C×0.5〜50時間の熱処理を施すことにより形成される。【作用】 合金層の成長がN濃縮層により抑制され、アルミめっき層の銀白色表面を損なうことなく健全なろう付け継手が得られる。

請求項（抜粋）：

0.0020〜0.0200重量%のNを含む鋼板を素地とし、Si:5〜15重量%を含み膜厚7μm以上のアルミめっき層が鋼板表面に形成されており、鋼板とアルミめっき層との界面にN:3.0原子%以上のN濃縮層が形成されているろう付け性に優れたアルミめっき鋼板。

IPC (3件)：

C23C 2/12 ,  B23K 1/20 ,  C23C 2/28

FI (3件)：

C23C 2/12 ,  B23K 1/20 B ,  C23C 2/28

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開昭62-050454
  
• 特開昭59-177355