特許
J-GLOBAL ID:200903009097195784

たたみ込み符号の復号器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-054757
公開番号(公開出願番号):特開平5-075480
出願日: 1983年10月05日
公開日(公表日): 1993年03月26日
要約:
【要約】【目的】受信符号と発生可能性のある信号との尤度をとり、たたみ込み符号の各状態ごとに尤度加算値の大きな方を選択して生残りパスとし、生残りパスを過去に逆上って受信信号を推定する複合器において、加算して得る状態尤度のうち最大のものが常に所定ビットで表現し得る最大値となるよう状態尤度を正規化して推定誤り率を低減する。【効果】状態ごとに尤度加算値の大きな方をパスを選択してその加算値を出力する尤度加算選択メモリ46の出力は正規化前状態尤度メモリ49に格納され、最大値探索メモリ51で最大のものが選ばれ、正規化メモリ54にてその最大のものと表現し得る最大値との差を示す可変値が算出されるとともに、各加算値からこの可変値が減算されて次の生残りパス選択のために各状態の状態尤度として状態尤度メモリ55に記憶される。
請求項(抜粋):
たたみ込み符号の受信信号とたたみ込み符号によって発生の可能性を持つ複数の伝送路符号との相関(パス尤度)を得る第1手段と、たたみ込み符号における複数の状態毎に、その各状態に入る複数のパスに対応する上記第1手段の出力およびそのパスの発生した状態の状態尤度を加算し、上記複数のパスに対応する複数の加算値のうちで最大の値を有する生残りパスを選択し、選択された生残りパスに対応する加算値をその状態の状態尤度として一時記憶するとともに、選択した生残りパスは上記各状態に入る複数のパスのいずれであるかを示す生残りパス情報を発生する第2手段と、上記第2手段からのたたみ込み符号における複数の状態ごとの生残りパス情報を格納して現在からある時間過去に逆上った上記受信信号の復号値を推定する第3手段とを有し、かつ上記第2手段は、加算値の最大のものが状態尤度にわりあてたビット数で表現可能な最大値を越えたときに加算値の全てから可変値を減じて各加算値を上記最大値以下にし、かつ減じた結果が負となるものは値をゼロとし、その各結果を各状態の状態尤度とする正規化手段を含んで成るたたみ込み符号の復合器。
IPC (2件):
H03M 13/12 ,  H04L 25/08

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