特許
J-GLOBAL ID:200903009101547763

SZスロット型光ファイバケーブルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-113219
公開番号(公開出願番号):特開平10-300999
出願日: 1997年04月30日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【課題】 光ファイバ心線を、SZスロットのスロット溝内に効率よく、かつ確実に収容できるSZスロット型光ファイバケーブルの製造方法を提供する。【解決手段】 光ファイバ心線22を、回転板2の部材5の挿通孔5aに挿通し、SZスロット18の溝21内に収容しつつ引き取る。この際、溝反転ピッチをp、反転角をγ、心線層心半径をa、心線収容位置から回転板2までの距離をs、回転板3までの距離をl、前記位置の溝21の撚り角度をθとし、下記(II)においてθ=0としたときの値をα(θ=0)とし、θ=γとしたときの値をα(θ=γ)としたとき、回転板3を、挿通孔5aの撚り角度αが、α=(α(θ=γ)-α(θ=0))/γ・θ+α(θ=0)で示される関係を満たすように回動させる。【数1】
請求項(抜粋):
光ファイバ心線を、第1および第2の心線位置調整回転板を用いてSZスロットのスロット溝内に収容するSZスロット型光ファイバケーブルの製造方法であって、第1および第2の心線位置調整回転板が、中心近傍に設けられたスロット挿通部となる開口部と、該開口部より周縁側に設けられた光ファイバ心線挿通孔を有するものであり、かつ前記スロット溝の反転ピッチをp、反転角をγ、スロット溝内に収容したときの光ファイバ心線の層心半径をa、光ファイバ心線をスロット溝内に収容する位置から第1の心線位置調整回転板までの距離をs、前記位置から第2の心線位置調整回転板までの距離をl、前記位置におけるスロット溝の撚り角度をθとしたときに、第2の心線位置調整回転板が、その光ファイバ心線挿通孔の層心半径が下記(I)においてθ=0またはγとしたときの値から、θ=γ/2としたときの値の範囲にあるものであり、【数1】SZスロットを、第1および第2の心線位置調整回転板の開口部に挿通するとともに、光ファイバ心線を、これら回転板の光ファイバ心線挿通孔に挿通し、これらSZスロットおよび光ファイバ心線を引き取りつつ、光ファイバ心線を前記スロット溝内に順次収容し、下記(II)においてθ=0のときの値をα(θ=0)とし、θ=γのときの値をα(θ=γ)としたとき、第2の心線位置調整回転板を、該回転板の光ファイバ心線挿通孔の撚り角度αが、α={α(θ=γ)-α(θ=0)}/γ・θ+α(θ=0)で示される関係を満たすように回動させることを特徴とするSZスロット型光ファイバケーブルの製造方法。【数2】

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