特許
J-GLOBAL ID:200903009102188333

レーザロボットのレーザ加工方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-333036
公開番号(公開出願番号):特開平6-179092
出願日: 1992年12月14日
公開日(公表日): 1994年06月28日
要約:
【要約】【目的】 レーザロボットの付加軸機構を介してレーザ加工ヘッドによる精密レーザ加工において、原点位置から加工軌跡までに早送り動作の有効、無効を自動的に判断してレーザ加工能率を向上させること。【構成】 ロボット制御装置10のCPUが加工条件緒元に基づいて原点位置ORから加工始点Eまでの早送り動作を行う場合と行わない場合との所要時間A+BとCとの演算、長短比較を行って、早送りを行った場合A+Bが行わない場合Cより短い時間であるときのみ、早送り動作を付加軸機構8に自動指令する構成とした。
請求項(抜粋):
レーザロボットのレーザビーム出射口を2つの送り駆動モータによりワーク上の所定の原点位置から該ワークの所望の加工軌跡上の始点位置まで直進助走させ、次いで該始点位置から前記所望の加工軌跡に沿ってレーザビーム出射口を送り動作させるレーザ加工方法において、前記直進助走の距離R、所定の早送り速度V0、所定の加工速度V1及び前記早送り速度、加工速度に零値から到達するための所要時間として定義される夫々の時定数を加工条件緒元として予め設定し、前記レーザビーム出射口から出射されるレーザビームによりワークを貫通するピアシング位置を前記原点位置に選定し、所定の加工速度で前記原点位置から前記所望の加工軌跡上の前記始点位置まで直進動作でレーザ加工を遂行する第1の所要時間を前記加工条件緒元から演算し、他方、前記直進助走路上における前記始点位置に接近した所定点をピアシング位置に選定し、前記所定の加工速度より速い所定の早送り速度で前記原点位置から該所定のピアシング位置までレーザビーム出射口を早送りし、ピアシング後に該直進助走路上の所定点から前記加工速度で前記始点位置まで直進動作でレーザ加工を遂行する第2の所要時間を前記加工条件緒元から演算し、前記第1の所要時間と前記第2の所要時間とを比較し、該第2の所要時間が該第1の所要時間より短いときにのみ、前記レーザ出射口を前記原点位置から前記所定点であるピアシング位置まで早送り動作させることを特徴とするレーザロボットのレーザ加工方法。
IPC (2件):
B23K 26/08 ,  B25J 9/10

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