特許

J-GLOBAL ID：200903009104587138

インヒビターの置換方法

発明者： 入江 智芳 ,  木村 伸行 ,  宮坂 光洋 ,  中本 英治 ,  澤田 吉宏
出願人/特許権者： 荏原冷熱システム株式会社
代理人 (6件)： 宮川 貞二 ,  金井 俊幸 ,  宮川 清 ,  松村 博之 ,  内藤 忠雄 ,  柴田 茂夫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2005-005713
公開番号（公開出願番号）：特開2006-194504
出願日： 2005年01月12日
公開日（公表日）： 2006年07月27日
要約：

【課題】 吸収冷凍機等に用いられる吸収液中のクロム酸系のインヒビターをモリブデン酸系のインヒビターに置換するインヒビターの置換方法を提供すること。【解決手段】 インヒビターとしてのクロム酸塩を含有する臭化リチウム水溶液を主成分とする吸収液に臭化バリウムを添加し(ST13)、臭化バリウムとクロム酸塩とを反応させて第1の不溶性物質を生成する工程(ST14)と、第1の不溶性物質が生成された吸収液に、モリブデン酸塩を含有するインヒビターである置換インヒビターを添加し(ST16)、置換インヒビターと臭化バリウムとを反応させて第2の不溶性物質を生成する工程(ST17)とを備え、吸収液に添加する臭化バリウムの量が、少なくとも、吸収液に置換インヒビターを添加したときに第2の不溶性物質が生成する量であるインヒビターの置換方法。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

吸収冷凍機又は吸収ヒートポンプの吸収液に添加されたインヒビターを置換する方法であって; インヒビターとしてのクロム酸塩を含有する臭化リチウム水溶液を主成分とする前記吸収液に臭化バリウムを添加し、該臭化バリウムと前記クロム酸塩とを反応させて第1の不溶性物質を生成する工程と; 前記第1の不溶性物質が生成された前記吸収液に、モリブデン酸塩を含有するインヒビターである置換インヒビターを添加し、該置換インヒビターと前記臭化バリウムとを反応させて第2の不溶性物質を生成する工程とを備え; 前記吸収液に添加する臭化バリウムの量が、少なくとも、前記吸収液に前記置換インヒビターを添加したときに前記第2の不溶性物質が生成する量である; インヒビターの置換方法。

IPC (1件)：

F25B 15/00

FI (2件)：

F25B15/00 Z ,  F25B15/00 B

Fターム (5件)：

3L093LL03 ,  3L093LL11 ,  3L093LL14 ,  3L093LL16 ,  3L093MM08

引用特許：

出願人引用 (5件)

• 特開昭53-17590号公報
  
• 特開昭53-017590
  
• 吸収式冷凍機用吸収液組成物
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-253316   出願人：朝日化学工業株式会社
• 吸収冷凍機用腐食抑止剤自動供給装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-090009   出願人：三洋電機株式会社
• 特開昭53-060751