特許
J-GLOBAL ID:200903009105850290

接地荷重制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-153639
公開番号(公開出願番号):特開平10-338014
出願日: 1997年06月11日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 所望の時間継続して各輪の接地荷重を増大させることのできる接地荷重制御装置を提供する。【解決手段】 車体と車軸との間に設けたアクチュエータの伸張加速度で車体に垂直方向の慣性力を発生させ、その慣性力の反力によってタイヤの接地荷重を増大させるものとすると共に、車体と車軸との間の上下方向相対距離の伸長限度に達したならば直ちに収縮させる運動を、前後左右の各車輪のアクチュエータ同士間に位相差をつけて連続的に繰り返し行わせるものとする。これにより、接地面に対する慣性力による加荷重が周期的に断続することになるので、タイヤのグリップ力の発生限界を所望の時間に渡って引き上げることができ、しかも前後左右の各アクチュエータが車体を上昇させる推力を発生するタイミングにずれを生じさせることができるので、アクチュエータへの供給動力を節約し得る。
請求項(抜粋):
車体と車軸との間の上下方向相対距離を能動的に変化させるアクチュエータによってばね上質量とばね下質量との少なくともいずれか一方に発生させた加速度に基づくばね上質量とばね下質量との少なくともいずれか一方の慣性力の反力によってタイヤの接地荷重を変化させると共に、前記車体と車軸との間の上下方向相対距離を伸長させる運動と収縮させる運動とを、前後左右の各車輪のアクチュエータ同士間に位相差をつけて連続的に繰り返し行わせることを特徴とする接地荷重制御装置。

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