特許
J-GLOBAL ID:200903009107737610

フイルタ調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-273951
公開番号(公開出願番号):特開平5-114834
出願日: 1991年10月22日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】【目的】自動化調整により、調整誤差を極度に小さくすることにより厳しい仕様のフィルタの調整を容易とする。【構成】非調整対象となるフィルタ12に信号源からの信号が供給される。信号源11とフィルタ12の各出力は、波形整形回路13、14で波形整形されEX-OR回路15に入力され、時間軸の非共通部分が検出される。EX-OR回路15の出力信号は、カウンタ16に入力される。カウンタ16は、非共通部分でクロックを計数する(計数値N2)。一方ROM26にはこのときの入力信号周波数の1周期で得られるべきクロック数値(N1)が予め計算されて格納されている。CPU26は、フィルタの遅延時間=N2/(N1+f)[sec ]を求め、これがスペック値以内となるようにラッチ回路17、D/A変換器18を介してフィルタ12の調整データを修正する。最適調整データは不揮発性目メモリ28に保存される。
請求項(抜粋):
フィルタ調整データに応じてフィルタ特性が変化するフィルタと、このフィルタに第1から第Nの周波数の信号を選択的に供給する信号源と、前記信号源の出力信号を波形整形する第1の波形整形回路と、前記フィルタの出力信号を波形整形する第2の波形整形回路と、前記第1の波形整形回路の出力と前記第2の波形整形回路の出力の時間ずれに対応した非共通部分を検出するイクスクルーシブオア回路と、前記イクスクルーシブオア回路の出力信号の特定期間でクロックをカウントする第1のカウンタと、前記信号源の出力周波数切り換え及び前記カウンタの出力に応じて前記フィルタ調整データを最適値に制御するコントロール手段とを有し、このコントロール手段は、前記フィルタ回路に各周波数の信号を供給した時の前記カウンタの出力と前記コントロール手段に格納してあるデータとを用いて、前記フィルタの各周波数における遅延時間を計算し、この遅延時間を前記フィルタの最適遅延時間とするように前記調整データを制御する手段を有したことを特徴とするフィルタ調整装置。
IPC (2件):
H03H 11/04 ,  G05B 13/02

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