特許
J-GLOBAL ID:200903009110505925

耐水素誘起割れ性に優れた高強度鋼板および製造方法、並びにラインパイプ用鋼管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-244009
公開番号(公開出願番号):特開2006-063351
出願日: 2004年08月24日
公開日(公表日): 2006年03月09日
要約:
【課題】API規格のX52グレード以上の高強度を備えるとともに、過酷なNACE条件であっても、優れた耐HIC性を発揮できる高強度鋼板を安定して製造する。 【解決手段】(1)Mn、Nb、Ti、Al、O(酸素)、NおよびCa等の成分を含有し、Ca/Sが2以上であり、不純物のうちS、O(酸素)、Nと結合して介在物を形成する元素の含有量の合計が0.01%以下であり、かつ前記S、O(酸素)、Nと結合した介在物およびNb-Ti-C-N系介在物のいずれの介在物であってもその大きさが5μmを超えない高強度鋼板である。(2)上記組成の鋼材を用い、鋼材中心部の温度が1125°C以上になるように加熱し、熱間圧延に際して各圧延パスでの圧下率を10%以上として仕上げ圧延を行った後、Ar3点+20°C以上から冷却を開始し、冷却速度を5〜50°C/秒とし550°C以下で水冷を停止する高強度鋼板の製造方法である。 【選択図】図2
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.02〜0.09%、Si:0.5%以下、Mn:0.5〜1.35%、P:0.015%以下、S:0.002%以下、Nb:0.005〜0.10%、Ti:0.005〜0.025%、Al:0.005〜0.05%、O(酸素):0.0050%以下、N:0.0005〜0.0100%およびCa:0.001〜0.005%を含有し、Ca/Sが2以上であり、残部がFeおよび不純物からなる鋼組成を有し、 前記不純物のうちS、O(酸素)、Nと結合して介在物を形成する元素の含有量の合計が0.01%以下であり、かつ前記S、O(酸素)、Nと結合した介在物およびNb-Ti-C-N系介在物のいずれの介在物であってもその大きさが5μmを超えないことを特徴とする耐水素誘起割れ性に優れた高強度鋼板。
IPC (5件):
C22C 38/00 ,  B21B 3/00 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/60
FI (5件):
C22C38/00 301F ,  B21B3/00 A ,  C21D8/02 C ,  C22C38/14 ,  C22C38/60
Fターム (32件):
4K032AA01 ,  4K032AA02 ,  4K032AA03 ,  4K032AA04 ,  4K032AA08 ,  4K032AA11 ,  4K032AA14 ,  4K032AA15 ,  4K032AA16 ,  4K032AA19 ,  4K032AA21 ,  4K032AA22 ,  4K032AA23 ,  4K032AA24 ,  4K032AA26 ,  4K032AA27 ,  4K032AA28 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA34 ,  4K032AA35 ,  4K032AA36 ,  4K032AA39 ,  4K032AA40 ,  4K032BA01 ,  4K032CA02 ,  4K032CA03 ,  4K032CC03 ,  4K032CC04 ,  4K032CD02 ,  4K032CD03 ,  4K032CD06
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示
審査官引用 (1件)

前のページに戻る