特許
J-GLOBAL ID:200903009115409576

汚染土壌及び産業廃棄物から水銀を除去する方法及びその関連装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸山 敏之 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-508152
公開番号(公開出願番号):特表平8-501601
出願日: 1993年09月08日
公開日(公表日): 1996年02月20日
要約:
【要約】汚染された土壌及び産業廃棄物から水銀を除去する方法と装置を提供する。除去された水銀は回収される。炉は、水銀含有部分を蒸気化し、その蒸気は凝縮される。一実施例では、最初の加熱段階で、水蒸気や炭化水素等のその他揮発性汚染物を揮発させる。その後で、第1の温度よりも高温の第2の温度に加熱して、水銀含有部分を蒸気化させる。一実施例では、金属塩は物質中のイオウと反応させて、安定な固体イオウ化合物を生成し、ガス状流出物の中のイオウ含有量を低減する。ハロゲン化水銀と反応させて、元素水銀を分離させるために、金属塩を添加することもできる。汚染物質は、水銀汚染による有害物から、非有害物に変換される。流出物は、環境への危険を低減するために処理される。システムは、汚染物質の現場で汚染物質を処理できるようにするため、車の上又は車の中に配備されることが望ましい。
請求項(抜粋):
汚染物質を清浄化する方法であって: 汚染物質を第1の温度まで加熱して、汚染物質中の水銀部分実質的に蒸気化することなく、汚染物質中に含まれる水分を蒸気化し; 続いて、汚染物質を第1の温度よりも高温に加熱して、汚染物質中の水銀部分を蒸気化し; 蒸気化された水銀部分を凝縮して、元素水銀及び水銀化合物の少なくともどちらかを得るものであり; 前記清浄化を略大気圧にて行なう。
IPC (3件):
C22B 43/00 101 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09C 1/06
FI (2件):
B09B 3/00 303 P ,  B09B 3/00 ZAB

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