特許
J-GLOBAL ID:200903009115443790

データ転送方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-037951
公開番号(公開出願番号):特開平9-233085
出願日: 1996年02月26日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】【課題】 ネットワーク相互接続環境でも動作可能で高性能な通信環境を実現することができるデータ転送方法を提供する。【解決手段】 各通信端末内にTCP/IP実行手段、ダイレクトATM実行手段の二つの通信手段を設ける。サーバ端末1とクライアント端末2の間でのデータ転送において、両者が同一のATMネットワークに存在する場合はダイレクトATM手段を用いてデータの転送を行う。両者がルータ装置3を介して異なるATMネットワークに存在する場合はTCP/IP手段を用いてデータの転送を行う。両手段の切り替え判断はサーバ端末1がデータの転送時に、またはクライアント端末2がデータ転送要求時に、TCP/IPで用いる経路制御テーブルを参照することにより行う。
請求項(抜粋):
データの送受信を行う通信端末をそれぞれ接続する複数の異なるATMネットワークと、これらATMネットワーク同士をOSI参照モデルの第3層手順を用いて相互接続するルータ装置とからなる通信ネットワークシステムにおいて、各通信端末は、他の通信端末とデータ転送を行う場合のデータ通信手順として、所定のデータ送受信アプリケーションから直接ATMコネクションの確立制御およびデータ転送を行うダイレクトATM手順と、このダイレクトATM手順以外の手順であるOSI参照モデルの第3層手順とを有し、データの転送要求や転送終了を通知する制御メッセージを送信する場合には、OSI参照モデルの第3層手順を用いて送信し、データを実際に転送するデータメッセージを送信する場合には、その転送先が接続されている位置を判断し、転送先がルータ装置を介して別のATMネットワークに接続されている場合にはOSI参照モデルの第3層手順を用いて送信し、転送先がルータ装置を介さず同一のATMネットワークに接続されている場合にはダイレクトATM手順を用いて送信することを特徴とするデータ転送方法。
IPC (3件):
H04L 12/28 ,  H04L 12/66 ,  H04Q 3/00
FI (3件):
H04L 11/20 D ,  H04Q 3/00 ,  H04L 11/20 B
引用特許:
審査官引用 (1件)

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