特許
J-GLOBAL ID:200903009120110040

車両用発電制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-068020
公開番号(公開出願番号):特開平10-271897
出願日: 1997年03月21日
公開日(公表日): 1998年10月09日
要約:
【要約】【課題】 バッテリより励磁コイルに励磁電流を給電して励磁する他励型発電機の励磁電流制御装置において、発電機が適切な回転数に達すると確実に励磁を開始し、発電機が停止時においては確実にその暗電流を抑止し、塩水等の被水によるリーク電流に対しても誤作動による励磁電流の通電を防止できる車両用発電機の励磁電流制御装置を提供する。【解決手段】 励磁巻線15の界磁束を増強せしめるように永久磁石14を配置した回転子を備える発電機1の固定子巻線11は永久磁石14の磁束に基づいて交流電圧Vacを発生し、この交流電圧Vacを整流する電源回路4により、発電状態判定手段5は給電されるのでバッテリからの電源が不要となる、また、交流電圧Vacの周波数を検出し、所定周波数以上の時に励磁電流を通電することにより、リーク電流が生じても、車両停車時にバッテリから励磁電流を持ち出し、バッテリを放電させる事がない。
請求項(抜粋):
励磁巻線と、固定子巻線に有効磁束が鎖交し前記励磁巻線が発生する界磁束を増強せしめるように永久磁石を配置した回転子と、前記固定子巻線を配置した固定子と、前記固定子巻線の発電電流を整流する整流器とを備え、エンジンにより駆動されてバッテリを充電する交流発電機と、前記励磁巻線に通電する励磁電流を断続し前記発電機の出力電圧を制御する励磁電流制御装置とを備える車両用発電制御装置において、前記固定子巻線の交流出力電圧の周波数を検出することで前記発電機の稼働状態を判別し、前記発電機が稼働状態である時、前記励磁電流制御装置に前記励磁電流の給電を許可し、前記発電機が停止状態である時、前記励磁電流制御装置に前記励磁電流の給電を禁止する発電状態判定手段と、前記固定子巻線の交流出力電圧に応答して前記発電状態判定手段に給電する電源回路とを備え、少なくとも前記永久磁石による界磁束により発生する前記固定子巻線の交流出力電圧にて、前記電源回路と前記発電状態判定手段が作動することを特徴とする車両用発電制御装置。
IPC (4件):
H02P 9/08 ,  H02J 7/16 ,  H02K 19/36 ,  H02P 9/30
FI (4件):
H02P 9/08 B ,  H02J 7/16 X ,  H02K 19/36 D ,  H02P 9/30 D

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