特許
J-GLOBAL ID:200903009120496738

差込式管継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穴見 健策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-372578
公開番号(公開出願番号):特開2006-177476
出願日: 2004年12月24日
公開日(公表日): 2006年07月06日
要約:
【課題】 コルゲイト管を軽い力で管継手内に挿入して短時間で正しい嵌合状態で接続でき、確実なシール性能を確保し、低コスト製造可能で、作業上の管理もしやすい差込式管継手を提供する。【解決手段】 コルゲイト管にて形成されたフレキシブルチューブを接続する差込式管継手において,継手本体に押輪がねじ込まれ、押輪内部にリテーナとシール材が配置される。押輪の先端部に係合して把持するリングが継手本体の奥端寄り側に設けられる。コルゲイト管を挿入してその先端をリングに把持させ、その状態で引き抜き方向にコルゲイト管を引くと、移動するシール材を介して押輪の内周円弧面に当接したリテーナが縮径方向に回転変形しコルゲイト管の谷部に係合してそれ以上の引き抜きが規制される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
コルゲイト管にて形成されたフレキシブルチューブを接続する差込式管継手において,内壁面が段部状に形成された継手本体と、 先端部が継手本体の内部にねじ込まれる押輪と、 押輪内部に配置され内径がコルゲイト管の最大径より大きく形成されたリテーナと、 リテーナより奥側の押輪内部に配置されたシール材と、 シール材より奥側の継手本体の内部に設けられてコルゲイト管が挿入されたときにコルゲイト管の先端に当接して一部がコルゲイト管の径方向に弾性的に拡縮しながらコルゲイト管の先端部分を把持するリングと、を有し、 コルゲイト管が押輪の端部から押輪とリテーナと継手本体との内部に向けて挿入可能で、かつ、コルゲイト管先端部がシール材に圧入されるように構成され、 コルゲイト管を押輪の端部から押輪内部に向けて挿入するに際し、シール材の奥側に配置されたリングにコルゲイト管先端部が把持された後、引き抜き方向に引き抜くことでリングとシール材は軸方向に移動しシール材端面によって押輪の内周円弧面に当接したリテーナが縮径方向に回転変形しコルゲイト管と係合する一方、リングによる把持が不十分な状態で引き抜くときにはシール材を移動させることなくコルゲイト管全体が引き抜けるようにしたことを特徴とする差込式管継手。
IPC (3件):
F16L 33/00 ,  F16L 33/28 ,  F16L 21/08
FI (2件):
F16L33/00 B ,  F16L21/08 B
Fターム (2件):
3H015FA06 ,  3H017CA03
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第3288343号公報

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