特許
J-GLOBAL ID:200903009123832402

平行偏波偏分波器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-242512
公開番号(公開出願番号):特開平5-063407
出願日: 1991年08月28日
公開日(公表日): 1993年03月12日
要約:
【要約】【目的】 受信電波の送信端側への漏れ込みをほぼ完全に防止すると共に、結合穴のインピーダンス整合を取り易くする構造の平行偏波偏分波器を提供する。【構成】 結合穴4は、低周波数帯の波長の1/4の長さのダイポールアンテナ4aを設けてあるので、低周波数帯域で共振し、受信電波が低域阻止フィルタ3へ漏れ込むのをほぼ完全に阻止する。また、高域阻止フィルタ2は、コルゲート深さが全てほぼ高周波数帯の管内波長(λg )の1/4の長さで、コルゲート幅がそれぞれ所望のフィルタ特性を得られる長さのコルゲート構造であるので、等価ショート面は一次放射器側11に最も近いコルゲート溝2aの位置に在る。結合穴は、この等価ショート面から一次放射器側11に向かいλg /4の位置に設ける場合、高域阻止フィルタ内のコルゲート溝2aからの電気的な影響を受けず、インピーダンス整合が取り易くなる。
請求項(抜粋):
管軸方向の一端が一次放射器との入出力端(一次放射器端)で他端が受信電波の出力端(受信端)であり、管軸に直交する断面における短手方向の一端側側壁の前記一次放射器端側に結合穴が設けられる矩形導波管と;前記矩形導波管の前記短手方向の一端側側壁の外側面に当該一端側側壁を共用して形成される矩形導波管形のフィルタであって、当該一端側側壁と対向するこのフィルタ導波管の他側壁の前記受信端側に送信電波の入力端(送信端)が設けられ、送信電波を前記結合穴を介して当該矩形導波管の前記一次放射器側端へ伝搬させ、受信電波が送信端へ伝搬するのを阻止する低域阻止フィルタと; 前記矩形導波管の前記短手方向の他端側側壁の所定領域に複数のコルゲートを管軸に沿って配置してなるコルゲート構造の高域阻止フィルタと; を備える平行偏波偏分波器において; 前記結合穴に低周波数帯の波長の1/4の長さのダイポールアンテナを設け; 且つ、前記高域阻止フィルタのコルゲート構造は、管軸に直交するコルゲート深さが全てほぼ高周波数帯の管内波長の1/4の長さであり、管軸方向のコルゲート幅がそれぞれ所望のフィルタ特性を得られる長さである;ことを特徴とする平行偏波偏分波器。
IPC (2件):
H01P 1/213 ,  H01P 1/211

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