特許
J-GLOBAL ID:200903009130761448

多気筒エンジンのノック検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-013055
公開番号(公開出願番号):特開平5-202796
出願日: 1992年01月28日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【目的】 多気筒エンジンの気筒毎に取り付けたノックセンサの出力に混入する隣接気筒の吸気バルブの着座振動に伴なうノイズを排除し、正確なノック判定を行なう。【構成】 該当気筒に対するノック判定レベルKNLVLiと第1のノック判定用出力側のノック強度データKNP1i とを比較し(S223)、KNP1i <KNLVLiの場合、ノック発生無しと判別し、KNP1i ≧KNLVLiの場合、第1のノック判定用出力側のノック強度データKNP1i と、吸気バルブの着座振動を検出するための第2のノック判定用出力側のノック強度データKNP2i とを比較する(S225)。そして、KNP1i ≦KNP2i の場合には、ノック判定不能とし、KNP1i >KNP2i の場合には、ノック発生有りと判定する。これにより、吸気バルブの着座振動によるノックの誤判定を未然に回避することができ、正確なノック制御を行なうことができる。
請求項(抜粋):
多気筒エンジンの気筒毎に取り付けたノックセンサからの出力に基づいて、気筒毎にノック発生の有無を検出するエンジンのノック検出方法において、互いに隣接し、一方の気筒が燃焼行程中に他方の気筒の吸気バルブが閉となるタイミングを有する2つの気筒に対し、この2つの気筒の各ノックセンサからの出力を同じ区間でサンプリングして比較することにより、上記吸気バルブの着座振動に伴うノイズを排除して気筒毎にノック発生の有無を検出することを特徴とする多気筒エンジンのノック検出方法。
IPC (3件):
F02D 45/00 368 ,  F02D 45/00 370 ,  F02P 5/15

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